ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【115話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エルラムの最初の思惑
前回に引き続きシルビアが初めてこの世界に来た時の話。
彼女から感じられる気運は明らかに普通ではなく、どう見ても神に愛され選ばれた存在だとエルラムは感じたよう。
その時のシルビアは前の世界での記憶はあるものの自分の名前を覚えておらず、そこでエルラムがシルビアと名付けたみたいです。
訳も分からず別の世界に来てしまったシルビアはおどおどと怯えている様子ですが、この世界に適応できるように手伝ってあげると言うエルラム。
ただその本当の思惑はというと、シルビアが自身の本当の力に気づいて成長する前に踏みにじってやろうという思いだったよう。そういう意味でシルビアを近くで管理しようと思ったみたいです。
なるほど…。確かにエルラムはこの世界の頂点に君臨する存在だという話でしたから、突然自分以上の才能を持っている人物が現れて気に食わなかったのでしょうね。
ただ後に初代皇帝になるはずでエルラムも彼女を尊敬しているという話が以前あったので、その最初に抱いた思いは変わっていくことになるのでしょう。
女神のようなシルビア
この世界で暮らし始めたシルビアは、まるで女神のような存在になっていったよう。
人々が火に困っていると、シルビアは自らの魔力で消えない火の魔石を作り、皆に分け与えたのだとか。
それでシルビアのことを女神様と呼ぶ人までいたみたいです。
そんな彼女の振る舞いをエルラムは不快に感じたようで。確かに彼とはやっていることが真逆ですからね。
エルラムは自分以外の者を愚かな存在として見下していましたから、シルビアのように弱い者に手を差し伸べることなど無かったでしょうし、自分とは全く違う考え方のシルビアが気に食わなかったのかもしれません。
ただその笑顔が自分にだけ向けられていたなら、そうは思わなかっただろうとも。
彼はシルビアが皆に笑顔を振りまいて皆から愛されているのが許せないということですか…。シルビアを自分だけのものにしたいということ?
エルラムの思いがそこからどのように動いていったのか注目ですね。
シルピードとの契約
それからシルビアは風の精霊王シルピードと契約を結ぶことに。その知らせにはエルラムも目を見開いて驚いていました。
シルピードの前の契約者の話は以前紹介されていましたが、前の契約者もシルビア本人だったということになりますね。
人間と契約するはずがないと思われたシルピードがシルビアと契約し、やはりエルラムは気に食わないという感情なのですかね?
当時のシルピードがシルビアとどんな関係を築いたのかも気になるところです。
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