ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【109話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ケンからの調査報告
アトランテ公爵邸にはシルビアに会いにケンがやってきました。以前第104話でライラに関して調査依頼をしていましたが、その途中経過を伝えに来てくれたみたいです。
ケン曰くライラに関する怪しい情報は一つもなかったらしく。ただ調査を進める中で彼は違和感を感じたよう。
調査の過程で聞き込みした人たちが、皆まるで待っていたかのように証言していたのだとか。
それらの証言を素直に信じるならライラに関して疑わしい事は何もないのでしょうが、そもそもその証言を信じていいのかというところからケンは疑問を感じたわけですね。きっと並の情報屋だったら見過ごしてしまう部分なのかもしれません。
調査をされる前提でライラ側が対策をしていたという可能性は十分にありそうです。
それから不可解に思ったケンが自ら追加調査を行ったところ、重要な手掛かりが。第103話でも話に出てきた公爵家で働いていたという乳母エマについて。
赤子だったシルビアとライラを入れ替えたと持病で亡くなる前に告白したという話がありましたが、実はまだ生きている可能性があるらしく。
そうなるとエマが亡くなったという話はライラ側の嘘になるのでしょう。真相が気になるところですね。
ケンと知り合い?
シルビアとケンがアトランテ公爵邸の前で会話していたところ、ちょうど皇居から帰ってきたライラがその場に現れることに。
軽く棘のある会話を交わすシルビアとライラですが、ケンはライラの香りを嗅いでハッと何かに気づいたよう。そして”リリー”という名前を口にしていました。
一方ライラは”リリー”という名前に驚き振り向くと、そこにいるのがケンだと気づいたよう。
どうやらこの2人は知り合いだったみたいですね…。まさかの展開です。
ただライラのほうは誤魔化したいようで、さっさと足早にその場から立ち去っていました。彼女にとっては不都合なことだったのでしょうね。
ケン曰く、彼は子供のころに才能ある子供たちを集めたエルラムの教育院で過ごしたらしく。リリーもそこにいた子供だったのだとか。
リリーはエルラムを盲目的に従い、エルラムもリリーを特別扱いしていたらしいです。
なるほど…。まさか大魔法使いエルラムまで関与しているとは予想外でした。
そしてケンとしては思わぬ形で重要な手掛かりを見つけることになりましたね。かつて同じ教育院で過ごした子だったということで、調査が進めやすくなるかもしれません。次の調査結果報告に期待したいところです。
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