ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【107話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ライラのこと
魅惑魔法という危険な黒魔法でアトランテ公爵家を混乱に陥れようとしているライラ。彼女のことについて今回少し新たな情報が出てきました。
以前第86話、第99話、第101話で目玉のマークが描かれた布で顔を隠している怪しい人物が出てきていましたね。
どうやらライラにとってその目玉のマークの人物は主人なのだと。確かに第99話では一緒に居る場面が描かれていました。
しかもライラはその主人によって蘇らされたのか今回が2度目の人生なのだと。
単に一度死んでから蘇ったのか、それとも別の人として生まれ変わったのかなど詳しいことは分からず。
いずれにせよこれが2度目の人生ということで、新たな人生を生きているという点では別の世界から憑依してきたシルビアと少し状況が似ているのかもしれません。
またライラはその目玉のマークの主人からある任務を命じられているようで、それはシルビアを孤立させてボロボロにさせたうえで自分のところへ連れて来いというもの。
そんな主人からの命令にライラは跪いて任務を果たすことを誓っていました。ライラが主人に対してかなりの忠誠心を持っている様子がうかがえます。
こうなると今のところ真の大ボスは目玉のマークの怪しい人物なのかもしれません。今後の奴との戦いに注目ですね。
黒魔法にも惑わされない強い心
ライラは騎士たちの訓練場を訪れ、喉が渇いているだろうからと皆に飲み物を配っていました。
やはりその飲み物には魅惑魔法が込められていて、飲んだものはたちまちライラに魅了されて洗脳されてしまうことに。
屋敷の使用人たちに留まらずアトランテ騎士団にまで手を出してきましたか。本当にやりたい放題ですね。
ただそんな中でも魅惑魔法に全く惑わされない男が。それはテーヴでした。
彼は全く魔法にかかることはなく、声をかけようと近づいてきたライラの頬をかすめるようにグラスを投げつけるという。
どうやら魅惑魔法というのは強い絆や忠誠心の前では無効化されることがあり、テーヴの場合はシルビアへの気持ちが強すぎて通用しなかったみたいですね。
驚いて唖然とするライラの表情は最高です。彼女としては魅惑魔法が通じないのは予想外だったのかもしれません。
それから洗脳されてボーっとしている騎士団の仲間たちをテーヴが一喝すると、ハッとして皆正気を取り戻すことに。
テーヴの持っているポジティブなエネルギーが黒魔法を相殺して周囲の人たちまで浄化してしまったとか。
前回シルビアはシルピードの浄化に助けられましたが、テーヴもまた精霊王ほどではないと思いますが同じような力を発揮できるようで頼もしいです。
頼りになるシルピードとテーヴがいてくれるので、これ以上ライラには屋敷内で好き放題させたくないですね。
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