ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【46話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
夜の庭で2人
デルモン公爵邸に泊っているシャーリーズは、夜眠れずに庭で過ごしていた。
そんな彼女を気にしたカフーがやって来て、2人は少し座って話をすることに。
シャーリーズと一緒に綺麗な夜空を見上げるこの状況が、なんだかカフーには非現実的に感じられる。
そして彼は、先日ハート伯爵の後継者が落馬して命を落としてしまったという話を始めた。
しかしその話を聞いたシャーリーズは、それは回帰前の出来事であることに気づいた。
確かに前世ではハート伯爵の後継者は亡くなったが、シャーリーズの回帰後は彼女が流れを変えた影響もあり、死を免れたのである。
カフーが回帰前のことを口にするなど、シャーリーズのことを試しているのか。それとも単純に記憶が入り混じって混同してしまったのか。
どちらなのだろうかと一瞬考えたシャーリーズは、何も知らないふりをして適当に誤魔化すのだった。
シャーリーズが確信したこと
シャーリーズは一つ確信したことがあった。
それはカフーは間違いなく回帰してきた人物だということである。
シャーリーズの場合は体の中のエヒリトのかけらを通じて神に祈ったわけだが、カフーは一体どうやったのだろうか。彼女はそのような疑問を感じた。
それからシャーリーズは一つカフーに質問を投げかけた。なぜディランを選んだのかと。
カフーはディランの反逆を知っていたわけであり、密告も出来たはずである。それなのになぜディラン側についたのか疑問に思ったのだ。
するとカフーは、味方になりたかったのはディランではなくシャーリーズだったのだと答え、彼は少し微笑んでいる。
それ以上シャーリーズは何も聞き返すことなく、時間も遅いので部屋に戻ることにするのだった。
監視してくる人物
翌日もシャーリーズとカフーは暗黒街を訪れた。
暗黒街の結構奥のほうまで入って行くと、何者かが2人を監視している。
いつも僕が追いかける立場だったのに、そっちから姿を現すとはね…。
そのように思って監視していたのは、以前もシャーリーズの前に現われた金髪の魔法使いの男だ。
勘の鋭いシャーリーズは何者かの気配を感じてキョロキョロしており、気をつけなければ…とその男は注意を払いながら身を潜めているのだった。
それからシャーリーズとカフーはさらに奥まで進み、蛇の模様が描かれている門をくぐる。
すると、許可も無しに入ってくるとは何者だ!?と一人の男が話しかけてきた。暗黒街の人間だろうか。
シャーリーズはその男を一瞬で切り伏せ、そして中に入って行く。
そしてカフーはシャーリーズから渡された笛を吹くと、アテナクの騎士団の者たちが大勢その場に現われた。
それはアテナクを召喚する魔法道具であり、人手を増やして調査を進めることに。
一方で一足先に中に入っていたシャーリーズは、とある書斎で例の金髪の魔法使いに遭遇していた。
なぜ度々私の前に現われるのか答えなさい。答えなければ殺す。
シャーリーズはそう言いながら、魔法使いの男の首に剣を突き付けるのだった。
【46話】感想
シャーリーズは自分同様カフーも回帰して来たのだと確信していました。一体彼には何があったのですかね。
ただシャーリーズとは違って、回帰前の記憶を鮮明には覚えてはいないようです。今のところなんとなくシャーリーズを軸として時間が戻り、カフーにはただ記憶だけが残ってしまったという印象なのですが。どうなのでしょうか。
それからまたあの男が登場しました。金髪の魔法使いの男。
ライオン山脈でもシャーリーズのあとをつけ、反逆のときには一緒に魔物と戦ってくれました。
悪い人ではなさそうにも思いますが…。彼の正体が一体何者なのか気になるところです。
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