ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【42話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
2人きりのお祝い
ディランとシャーリーズは、反逆の成功と新皇帝誕生を2人でお祝いすることに。
2人きりで酒を交わすのは初めてのことであり、ディランは少し緊張しているようだ。
そしてただお酒だけ飲むのもなんだからと、簡単なゲームをしようとディランは提案する。それはエヒリトゲームというもの。
エヒリトゲームとは、酒の席で真実と偽りを織り交ぜていく心理戦。
お互い交互に質問をして、質問を受けた人が1分以内に答えられなかったら負けというもの。
負けた人は勝った人の願いを叶えてあげるわけだが、ここでは願い事の内容を前もって決めることなく進めることに。
そしてエヒリトゲームはディランが先行で始まるのだった。
エヒリトゲーム
エヒリトゲームが始まった。先行はディラン。
最初は軽い質問から始まり、そして2週目で彼は意味深なことを質問する。
師匠は私に隠していることがありますか?と。
どんな意図で…?とシャーリーズは思いながらも、隠し事はないと答えた。
過去に回帰してきたことなどはディランに話していないが、時間が戻るなど推測できるはずもないことである。
それからシャーリーズも攻めた質問を繰り出す。陛下は愛する人がいますか?と。
するとディランは、ずっと前から愛してきた人がいると答える。
それは当然シャーリーズのことであろう。そしてシャーリーズ自身も、愛されているのは自分なのではないかと予想していた。
もしそうであれば、ディランが先皇帝にエヒリトのかけらを食べさせた理由も納得できるとも彼女は思っていた。
一方ディランも同じことを聞き返す。愛する人がいますか?と。
その時なぜだかシャーリーズの頭にはカフーが浮かんだが、ただ過去での彼への感謝の気持ちなのだろうと彼女は結論付ける。
そんなことを考えながら、愛する人はいないですと答えた。
そしてシャーリーズの番。その愛する人は誰ですか?と質問する。
ディランは動揺し、その質問に答えてはいけないと感じた。もし好意を寄せていることがバレてしまったら捨てられてしまうだろう。かと言って嘘をつきたくはない。
そう思ったディランは、自らの負けを認め、そのゲームを終えるのだった。
シャーリーズの確信
エヒリトゲームに負けたディラン。
彼は勝者であるシャーリーズの願いを叶える約束だが、願い事は何ですか?と言う彼の手は震えている。
平然を装って酒を注ぐが、震えのあまり酒をこぼしてしまった。どうやらさっきの質問にまだ動揺しているようだ。
そんな彼の様子に、本当に私を愛していたのねとシャーリーズは確信する。
当初は計画遂行のためにディランを遠ざけようとしていたが、こうなってしまっては計画を立て直さなければならないと彼女は思った。
そのためであれば、ディランの感情も利用せざるを得ないとも。
そしてシャーリーズはゲームの勝者として願い事を口にする。それはいつか暇なときにピアノを教えて欲しいというもの。
ピアノを習いたくなったのですと彼女は微笑みながら言うのだった。
ルーシーへの依頼
暗殺ギルドのルーシーのもとには、ある依頼が来ていた。
それはシャーリーズを殺して欲しいというもの。
報酬は十分用意したと言う依頼人だが、その依頼をルーシーは断固拒否した。いくら報酬を引き上げられても応じる様子はない。
というのもルーシーは以前シャーリーズを襲撃したことがあったが、とてもかなう相手ではなく返り討ちにされたからだ。
それならばと、依頼人はローナン家をターゲットにしたいと言い出す。
ローナン家に関してはシャーリーズから除籍申請書を提出したくらいであり、おそらく彼女は家族のことを何とも思っていないだろう。
ただ万が一にも家族のことで復讐すると言い出したら…とルーシーは不安に感じ、その依頼も拒否することに。
もはやルーシーは、シャーリーズに関係する人物に手を出すのは御法度だと考えているようだ。
シャーリーズだけは敵に回してはいけない。
ルーシーはそのように思っているのだった。
【42話】感想
ついにシャーリーズは自分がディランから愛されているということを確信したようです。
ディランから提案したゲームでしたが、その心理戦を上手く利用したがシャーリーズでしたね。
計画遂行のためならディランの感情を利用することもいとわないのだとか。彼の想いを蔑ろにはしないでほしいですね…。何だかディランのことが気の毒になってしまいます…。
それからルーシーが久しぶりに登場しました。どうやらシャーリーズを敵に回すことを酷く恐れているようです。
今後物語にどう関わって来るのか楽しみですね。
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