韓国漫画の感想考察(※ネタバレあり)

【ネタバレ39話】暴君を手懐けて逃げてしまったの最新話のネタバレと感想!最終話の結末まで更新

ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。

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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【39話】ネタバレ

※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。

ディランの戦い

ディランの一行が皇室の秘密書庫を出たら、建物の外を囲んでいた敵の皇室騎士団たち。

書庫を守ることは部下に任せ、ディランは一人敵に立ち向かっていく。

次々と相手を切り倒していくディランだが、敵の目的は反逆者であるディランたちを殺すと同時に、書庫を燃やすことのようだ。皇室にとって都合が悪い情報は隠ぺいしてしまおうという皇帝の命令のようである。

油をまいて書庫を燃やそうとする敵たちだが、そんな相手を一人残らず切り倒し、ディランは敵を全滅させるのだった。

無事書庫を守ることが出来たかに思われたが、撒かれた油に引火してしまい、炎が途端に広がっていく。

そんな中ディランには、皇帝が西宮庭園の地下洞窟で皇帝が孤立しているという報告を受ける。そして第5皇子を除く全ての皇族たちを拘束することに成功したとも。第5皇子は一人だけディランの母の葬式に出席してくれた人物だ。

ディランは部下たちを2手に分け、片方は火の手が届かないよう書庫を守ること、そしてもう片方は自分と共に皇帝のもとへ向かうよう指示するのだった。

復讐の達成目前

魔物たちを一掃し森から帰って来たシャーリーズ。

一人でそんなに…と驚いているケニン公爵の策士だが、見知らぬ者が助けてくれたので簡単でしたと彼女は言う。それは突然現れた謎の魔法使いのことである。

結局その魔法使いは名前も明かさずに姿を消してしまった。

それから皇帝を確保し、書庫も保護できたという伝達がシャーリーズのもとに届く。

計画が予定通りに進み、ほとんど反逆の成功を手中に収めた状態だ。

シャーリーズにはゆっくりと実感がわいてきた。この瞬間をどれほど待ちわびてきたことかと。

全ては400年もの間、人間に戻りたいと思いながら魔剣として生きてきた恨みによるもの。

自分の意思が揺らいではいけない。罪悪感や虚しさにとらわれてはいけない。

そう自分に言い聞かせてきたからこそディランを人として尊重することはなかった。復讐を果たすための道具として考えてきたのだ。

複雑な思いを抱えながらも、長年夢見てきた復讐の成功を前にして、彼女は笑みを浮かべているのだった。

ディランの決断

西宮庭園の地下洞窟では、ディランが皇帝を追いつめていた。

恩知らずが…と吐き捨てるように言う皇帝だが、そんなこと耳にも入らないディランは頭を巡らせていた。

皇家を崩そうとする壮絶な復讐劇ではあるが、その直接的な対象は皇帝。

もしシャーリーズが自身の手で皇帝を殺し、復讐を果たしてしまったのなら、生きることへの執着を失くしてしまうだろうと。

そのことがディランには引っかかったようだ。

私を許さなくてもいいです…憎しみすら甘んじて受け入れます…。だから皇帝は…私の手で殺す!

そう思い、ディランは剣を振り上げるのだった。

皇城内では

城外でディランを待っているシャーリーズ。

本来の予定であれば3時間も前に彼が皇帝を連れて来ているはずなのである。

あまりの遅さにシャーリーズは痺れを切らし、その場の者たちに待機するように指示して、彼女は城内に向かって馬を走らせた。

皇城に入ると、そこは皇族たちの死体の山が広がっているではないか。

ああぁぁあ!!という叫び声が聞こえてきて、まさかディランが皇帝まで…!!と思い、シャーリーズは焦りの表情を浮かべるのだった。

【39話】感想

ついに皇族への復讐を達成する時がきました。城外を完全に制圧してしまったシャーリーズは、ディランが皇帝を連れてくるのを待って思いにふけていましたね。

しかしそのディランが一向に来ず。それもそのはずで、ディランは自らの手で皇帝を殺すという決断をしていましたから。まさかの師匠の指示に逆らうとは彼らしくないですね…。

剣を振り上げただけで、実際に皇帝にとどめを刺すところまでは描かれていないので、本当に殺したのかはまだわかりませんが。

城内に入ったシャーリーズですが、一体彼女はこれから何を目撃するのですかね。指示に従わなかったディランと仲違いとかはないですよね!?続きが気になります。

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