ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【38話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ローナン家の判断は
ローナン家には、皇太子が反逆を起こしたという知らせが届いていた。
一体なぜ…?と戸惑うローナン大公。そしてもしこの反逆が失敗してしまえば、皇太子の太師であるシャーリーズは死ぬことになるのだろう。
そう思ったローナン大公と息子アカン、ダンテたちは、すぐに皇城へ向かうのだった。
皇城の外では、シャーリーズが皇帝派の勢力と戦いを繰り広げている。そんな彼女の達のもとに馬を走らせて来たローナン家の騎士団たち。
皇帝を守るために来たのか…と思ったシャーリーズは躊躇なく弓矢を向ける。家族でも何でも邪魔者は処理すると。
しかし皇帝側ではないということがすぐに分かった。ローナン大公はシャーリーズのもとに近寄り、皇太子側を助けますと高らかに宣言する。
敵として現れたわけではなかったが、正直ローナン家の力は必要ないとシャーリーズは思うのだった。
解き放たれた魔物
それから大量の魔物たちがこちらへ向かっているという報告が入る。どうやら皇室騎士団が魔物を城外に放したのだと。規模はかるく千を超えるという。
普通に考えれば魔物相手に人間が太刀打ちできるわけはなく、騎士たちは大騒ぎである。すぐにここから逃げなければと。
しかしシャーリーズだけは落ち着いていた。私が行く!と一人魔物に向かって馬を走らせるシャーリーズ。
通常一匹の魔物を倒すのに大勢の騎士で何時間もかけなければならないが、彼女はわずか一撃で魔物を倒してしまう。
魔物を一撃で…!?とローナン大公や周りの者たちは騒然とした。
計画に変更はありません!魔物は私が、皆の者は皇帝派の支援軍をせき止めてください!!!
そのように高らかに言うシャーリーズの声に、騎士たちは一気に勢いを取り戻すのだった。
謎の魔法使い
森の中魔物たちの大群に一人乗り込んでいくシャーリーズ。
この魔物たちは皇室と魔塔が共同で作り出したものだろうと彼女は思っていた。首都を取り囲む森にこれほど多くの魔物がいたとはとも。
次々と魔物をなぎ倒していくシャーリーズの前に、突然何者かが現れる。
なぜか一緒に魔物を倒してくれているその者は深々とフードを被っていて顔が見えない。
それでも魔法で魔物を倒していく姿に、大魔法使いに匹敵するかなりの実力を持った魔法使いだということをシャーリーズは察した。
シャーリーズは距離を詰め、その魔法使いに剣を突き付ける。フードが脱げると、それは金髪で長い髪の男。
彼女が会ったことのないその男は、以前からシャーリーズの動向を監視していた人物だ。建物の上から彼女を監視し、そしてライオン山脈でも彼女の後をつけていた男である。
結局シャーリーズはその男にかまうことなく魔物を倒し続けるが、彼は勝手にシャーリーズについて来て、一緒に魔物を倒していく。
その男はけた違いなシャーリーズの剣術を間近で目にして、お前…まさに研究対象だな…!と意味深なことを呟いているのだった。
ディランのほうは
秘密書庫を後にしたディランたちの一行。
たまたま見つけた極秘計画の被験体リストにシャーリーズが記載されており、なぜ師匠の名前が…とディランは考えてた。
そして建物を出ると、そこには皇帝の傍で護衛をしていると思っていた皇室騎士団たちが周囲を囲っている。
ディランたちはその場で戦わざるを得ないことに。
何よりも重要なのは反逆の名分となる皇室の秘密書庫を守ること。ディランはそれを部下たちに命じ、敵は全員自分が始末すると言う。
反逆者を殺せ!と言って襲い掛かって来る多数の敵相手に、ディランは一人で立ち向かうのだった。
【38話】感想
なかなかテンポが速く次々と展開が移って面白くなってきましたね。
魔物が放たれたということで一気に逃げ腰になった反逆軍ですが、一撃で魔物を倒して皆を鼓舞するシャーリーズがカッコよすぎます!
そして森の中で魔物と戦うシャーリーズのもとに現われた謎の男。今まで2回くらい登場してきたシャーリーズを監視する謎の人物でしたが、魔法使いだったのですね。結局名前や何者かということは今回も明かされませんでした。
何が目的でシャーリーズを付け回しているのか気になるところです。
またディランのほうも多数の敵相手に一人で立ち向かうことに。今度は彼の見せ場ですね!
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