ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【37話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
カフーの参加
私も反逆の旗揚げに参加したいです。
突然そのように言ってきたカフー・デルモン。
当然シャーリーズとディランが反逆を企てていることなど彼に伝わるはずもないのだが、地方領主たちのただならぬ雰囲気や普段とは違う資金や情報の行き交いから推測し、反逆計画の存在を言い当てたのである。
回帰前にも確かに反逆の存在はあったが、その時との違いはシャーリーズが中心にいるということ。
そしてカフーはシャーリーズのところに来る前にディランにも会っていて、反逆を企てているのではないかという彼の推測を話していた。
反逆の存在を知った以上、カフーの選択肢は参加するか死ぬかのみ。
そして彼は参加することを選んだのである。
また彼の見る未来ではシャーリーズは失踪しているわけだが、それが何か関係しているかもしれないとも考えていた。長い時間シャーリーズを追ってきた彼には情がわいたのか、たとえ反逆だとしてもシャーリーズを助けたいと思っているのだった。
計画に参加するにはシャーリーズの許可が必要だとディランに言われ、カフーは彼女のもとを訪れたのだ。
元々の計画では正門が手薄になり不安要素が残っているのは事実。そう考えたシャーリーズは、彼の参加を許可し、カフーに正門を任せることにするのだった。
反逆決行日
いよいよ反逆を決行する日。
皇室騎士団の日であり、皇室騎士たちはパーティー会場に集まってにぎわっている。
そんな彼らのもとに突然降り注ぐ矢の雨。
皇室騎士たちは次々と倒れていき、そこに現われたのはディランと彼が率いる騎士たち。
見事先制攻撃を食らわせることに成功したようだ。
任務遂行を妨げるものは皇帝を除いて全て殺してしまってかまわないとディランは命じる。
そして一行は早速皇室の秘密書庫へ向かうのだった。
城外では
皇城内をディランに任せている一方、シャーリーズは城の外で行動を起こしていた。
彼女はケニン公爵の騎士団らも率いて、押し寄せてくる皇帝派兵力に立ち向かう。
アリ一匹さえ皇城へ踏み入ることは許さない。シャーリーズはそういう意気込みで城外を制圧していくのだった。
秘密書庫で見つけたもの
皇室の秘密書庫に到着したディランたちの一行。
彼はそこで皇室のこれまでの悪行を記録した書物に目を通していた。
皇族の犯罪記録の隠蔽、国が主導する麻薬製造や取引の内訳、生体実験のための民の奴隷化。
これまで皇室がやって来た恐ろしい悪行が数多く記されており、崩れてしかるべきであるとディランは感じた。
そしてその中で恐ろしい計画を記した書類を見つけてしまう。それは外部流出の禁じられた極秘の計画であり、文書の出どころは魔塔である。
何だこれは…?とその書類を手に取って見るディラン。
そこには”生きた剣”に関することが書いてあった。エヒリトのかけらを食べさせることで、肉体を武器に適した物質に変化させ、武器に自我を宿らせるという試みだ。
それにより自我を持った剣が完成するのだと。
エヒリトのかけらを飲み込んだ時にどうなるのかという話は、シャーリーズの授業で聞いたことがあった。そして彼女は、成功事例が一つだけあるとも言っていた。
あの授業の時明らかに師匠の表情が…と何か違和感を覚えた記憶をディランは思い返していた。
それからその書類に記載されている被験体候補リストに目を通すと、そこにはシャーリーズ・ローナンの名前があるではないか。
それを見た瞬間に、ディランの絶句した表情を浮かべるのだった。
【37話】感想
ついに反逆が決行されました。城の中はディランが、城の外はシャーリーズが指揮をしているようです。
そして秘密書庫でディランが見つけてしまった”生きた剣”を作るという恐ろしい計画書。それはまさに回帰前のシャーリーズが魔剣キーラに変えられてしまったやつですね…。
まさかディランがこんな形でその計画について知るとは。とはいえ、当然シャーリーズが魔剣だったことや過去に回帰して来たことなどは知る由もないことですが。
愛するシャーリーズが被験体としてリストアップされていたことに、ディランは何を思うのでしょうか。続きが気になってしまいます。
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