ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
目覚めたシャーリーズ
ブラックシャワーフラワーのアレルギーにやられて倒れたシャーリーズは、暫くの間眠りについたままだった。
眠っている間には魔剣キーラだったころの記憶も浮かんできた。
そして3日間が経ち、ついに彼女は目を覚ます。ふと目を横にやると、そこには彼女の手を握りながらうたた寝しているディランの姿が。
シャーリーズは寝ている間も彼の優しい囁きをうっすら覚えており、聞こえてきた彼の声は勘違いじゃなかったのねと思うのだった。
またうたた寝から目を覚ましたディランは、体調はいかがですかとシャーリーズに優しく聞き、そして濡れタオルを用意してくれた。
そんな彼の姿と自身の体調から、彼がいかに丁寧に看病してくれたのかということをシャーリーズは感じていた。その看病のおかげでブラックシャワーフラワーの成分とマナが完全に融合できたのだ。
それからシャーリーズは15日間の休暇を取りたいとディランに言う。別に具合が悪いからではなく、元々そうしたかったのだと。暫く首都を離れてライオン山脈を見に行くつもりだと話した。
普段休むことのないシャーリーズが休暇を申請するのは2度目。5年前の剣術大会のとき以来である。
そして今回の休暇には、侍女2人と皇太子ディランの委任証明書も欲しいと言う。
するとディランその理由を聞くこともなく、休暇も書類の準備もすぐに受け入れてくれた。
少し驚いた表情で、理由を聞かないのですか?とシャーリーズが言うと、師匠を全面的に信頼していますからとディランは答えて微笑んだ。
そんな彼の言葉を聞いて、信頼されるってこんな気分だったのね…とシャーリーズはしみじみ感じるのだった。
ケニン公爵家を訪問
予定通りシャーリーズは休暇を取り、ライオン山脈を所有しているケニン公爵家を訪れた。
領地に滞在したいというのは急なお願いではあったが、ケニン公爵は快く受け入れてくれたようだ。
お互い挨拶を交わしながらも、ケニン公爵は少し疑問を感じていた。彼女の、皇室の次世代の権力者である太師が何のためにここに来たのだろうか…と。
それからシャーリーズは応接室に案内され、早速話を始める。
訪問の理由をケニン公爵が聞くと、公爵様が賭けがお好きだと聞きまして…とシャーリーズは笑顔で答え、そして何か簡単な賭けでもしませんかと提案する。
それからルーレットを使った賭けのゲームをするが、シャーリーズの一方的な勝利に。運が良かったようですねと彼女は笑い、ケニン公爵は戸惑っているようだ。
また他のゲームはどうですかとシャーリーズが提案すると、東洋から伝わったチェスのようなゲームがあるとケニン公爵は言う。
彼の策士が強いからということでそのゲームをやってみるが、またもシャーリーズの圧勝に。
その策士は目の前のシャーリーズを見て、単に頭が良いだけではない異常な才能を感じた。
そのような賭け事をした後、こちらに来た本当の理由は何ですか?とケニン公爵が再び話を戻した。もちろんこんな賭けの遊びをするためだけにシャーリーズが訪ねてきたわけがない。
するとシャーリーズは、もう少し規模の大きい賭けをしたいと思います!と言い、ライオン山脈にある家宝をお探しですよね?といよいよ本題に。
その話にケニン公爵もピクッと反応した。まさに彼女の言う通り、ライオン山脈の可能を探しているところだが、そこには魔物が群がって難航している状況だ。
そしてシャーリーズは、その家宝を私が探し当てることに賭けます!と言うのだった。
【33話】感想
無事シャーリーズは目を覚まし、回復することが出来ました。それもディランの丁寧な看病があってこそのようで、より彼への信頼感も増しているようです。
相変わらずシャーリーズにぞっこんのディランですが、彼女は彼の想いに気づくことはあるのでしょうか。
また回復したシャーリーズはすぐに休暇を取ってケニン公爵を訪問しました。その目的はこれまでの話で語られています。全ては反逆を起こす準備としてケニン公爵家を味方につけるため。家宝を取り戻して心を掴むことで支持を得ようというのですね。
果たしてシャーリーズの計画はうまくいくのでしょうか。
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