ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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【36話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇后は家門より資質
ロザリンは貴族会議に参加し、そこでは皇后選びについて議論されていました。
これについては以前第29話でも話に触れられていましたが、ロザリンの助言もあってカヒルも皇后を迎える方向で賛成していましたね。
貴族たちは自分の娘こそ皇后に相応しいと主張しているわけですが、そんな会議にロザリンも呆れた様子。
そりゃそうですよね…。娘を皇后にしたら家門が力と名声を手に入れられるということなのでしょうが、会議の場でそんな私利私欲に走った主張をされても…って感じですよね。
もちろん真面目に皇后選びを考えている貴族もいますが、やはり彼らが重視しているのは家柄。
しかしロザリンは家柄よりも皇后としての資質を重視したいということで、彼女の意向で皇后選びの審査団には中立国のベルロス神官に参加をお願いする方向となりました。
いや~良いですね~。仕事ができる人の考え方だと思います!
結局は相応しい能力を持っているかどうかが大事だと思うので。
自分の娘を皇后にさせたがっている貴族たちに任せていたら、相応しい人選なんてできないでしょう。しっかり資質があるかなんて見ないでしょうから。
そういう意味でも、中立な立場でしっかりと資質を評価できるベルロス神官に審査に加わってもらうのは素晴らしい案だと思いました。
結局皇后は誰に?
気になるのは結局誰が皇后になるのかということ。
う~ん、やはり物語的にはロザリンということになるのでしょうか?最終的にはカヒルとロザリンが結ばれて欲しいというのもありますし。
カヒルがロザリンを好きでいながら、他の女性がカヒルと結婚するというのはスッキリしないですからね。
そもそもロザリンは皇后選びにあたり、自立していて主体的な女性を求めているみたいですが…。それってロザリン自身が一番当てはまるんじゃない?って思ってしまいました。笑
皇帝カヒルのそばであれだけテキパキと仕事ができるわけですから。
とはいえ秘書官が皇后になるというのはちょっと想像し難いところもありますが…。
もし本当に家柄ではなく資質で判断するということになれば、子爵家出身だろうと秘書官だろうとロザリンが相応しいという話になりそうです。
皇后として必要な能力や資質を考えたときに、周囲がロザリンを推薦し始めるという展開はありそうな気がします。
苛立つカヒル
ロザリンたちが貴族会議を行っている間、カヒルは執務室で苛立っていたようで…。
どうやらカヒルは皆がロザリンに関心を持っていることを嫌がっているみたいですね。
第32話のお茶会でもそうでしたが、令嬢たちが皆ロザリンを見つめていることに、カヒルはあまり面白くなさそうな表情をしていた気がします。
どういう感情なのですかね?ロザリンが注目されてしまうと自分のもとから離れていくような感じがするとか?
ロザリンのことをどうしても手放したくないカヒルなら、そう思ってしまってもおかしくはないですね。
しまいにはロザリンの手を煩わせている皇后選びを一週間以内に終わらせろと。
いや…あなたの結婚相手を決める重要な話なんですが…と突っ込みたくなります。笑
皇后選びの行方と、ロザリンのことで苛立っているカヒルの今後の心情にも注目ですね。
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