ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
明かされる真実
前回ロザリンの前には女神エテウシスが現れましたが、今回エテウシスから真実が明かされることに。
エテウシス曰くこの世の亀裂を埋めるために周期的に違う次元から魂を呼び出してきたのだと。ただその中にたまに純粋ではない魂もあり、この世界に悪事をまき散らしたり闇を呼び込んだりするのだとか。
なるほど。それはまさにエラのことですね。呪術なんかまさに闇そのものという感じです。
それからエテウシスはエラの願いを受けてもう一度機会を与えたもののますます愚かな行為に及んだらしく。エラが一度過去回帰しているのはそのためだったみたいです。
それでまた別の魂が必要となり、そこで呼び出されたのがロザリンなのだとか。
ただこの世界の秩序として許されるのはただ一人だけの憑依者であり、すでにエラがいたためエテウシスはロザリンの存在を隠してきたよう。
それによってロザリンはこの世界で受ける物理的影響が制限され、第1話で描かれていたように窓から飛び降りても無傷だったり食べたら死ぬはずの草を食べても無事だったりしたのだと。
小説の中の登場人物だからシナリオに逆らう死に方は出来ないとロザリンは考えていたのかもしれませんが、裏ではそのような事情があったわけですね。
そして今回エラにナイフで刺された件についても影響がないから大丈夫なのだとか。そう考えると何があっても死なないのは最強です。笑
エラは元の世界へ
この世界に残ってカヒルのそばで生きたいと言うロザリン。女神エテウシスはその言葉を快く受け入れ、そして安心して愚かな魂を取り除くことができるのだと。
つまりただ一人しか存在できないこの世界の憑依者はロザリンに任せ、エラは元の世界へ送り返すみたいです。
そのころ神殿のほうではエラが身動きが取れなくなり、そして開いたままとなっている異世界への扉へ強制的に吸い込まれて行きました。
元の世界には戻りたくないと暴れるも抵抗虚しく異世界へ消えていくという。いや~あまりにもあっさり。笑
あと異世界に繋がっている影響からか神殿全体がぐらぐらと大きく揺れ、大神官フィリップは落ちてきた岩の下敷きになってしまったよう。おそらく死んだ…?
かなり急な展開で厄介な敵2人が片付いてしまいましたね。
無事に再会
エラは異世界へと送り返され、一人その場に残ったカヒル。それから辺りは光に包まれ、そしてそこに舞い降りてきたのがロザリンでした。
どうやら女神エテウシスがロザリンをカヒルのもとへ送り届けてくれたみたいですね。
2人は再会を喜んで抱き合い、そして熱いキスを交わしていました。
前々回ロザリンがエラにナイフで刺されたときはどうなるかと思いましたが、わずか2話で万事解決ということになりましたね。
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