ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【106話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
助けに来たカヒル
エラの呪術によって異世界への扉が開き、前世の家族のことを恋しく思って見つめているロザリン。
そんなところにカヒルが現れました。前回の時点ではただのロザリンが見ている幻かと思いましたが、本物の彼が神殿まで助けに来たみたいです。
場所が分かったのは第104話で触れられていたマノス国王からの伝令のおかげでしょうか?そうであればマノス国王には感謝ですね。
カヒルの登場にエラは焦ってフィリップと一緒にロザリンを異世界へ強引に押し出そうとするも、カヒルが奴らを吹き飛ばしてロザリンを守ってくれました。
エラとフィリップは気を失ってしまい、カヒルとロザリンはお互いの無事を喜び合うことに。
大婚礼が始まろうとしていた時に突然起きた事件でしたから、お互いの安否も分からず不安だったことでしょう。無事に再会できて良かったですね。
ロザリンの決断は
異世界への扉のほうを見つめ、帰りたければ帰っていいよとカヒルは言い出しました。
どうやら彼はロザリンが異世界から来たことをすでに知っているよう。第104話でカヒルがロザリンの前世の世界を漂っている描写がありましたが、その時に全てを把握してしまったのかもしれません。
前世の家族が恋しいだろうからとカヒルはロザリンのことを気遣い、そして何よりも彼女の気持ちを尊重してくれるつもりみたいです。
当然カヒルからしたらロザリンは絶対に失いたくない存在でしょうが、それでも彼女の思いを第一に優先してくれているわけですね。
そんな彼の言葉を受けてロザリンは決断を下しました。この世界に残ると。
彼女は自分の両親に二度も子供を失う悲しみを味わわせることはしたくないらしく。今世はロザリンとして生きる今の家族を大事にしたいということですね。
そして何よりもカヒルのそばにいたいのだとも。彼女自身がそのような決断をしてくれてカヒルも嬉しいでしょうね。
まさかの事態に
ロザリンはこの世界に残ることを決断し、エラが開いてしまった異世界への扉をどうすれば閉じることが出来るのか悩んでいるよう。
ちょうどそのとき気を失っていたエラが目を覚まし、ナイフで襲い掛かってくることに。
おそらくカヒルを狙ったのですかね…?そしてロザリンがとっさに彼を庇って刺されてしまいました。
まさかこんな事態になってしまうとは…。それはナイフがお腹を貫通するほどの致命傷であり、そしてロザリンの体が塵のように崩れ落ちていくという。
もしかしたら元々この世界の者ではなかったため死ぬときには消滅してしまうみたいな感じなのですかね?
カヒルは目の前で起きていることが信じられない様子で絶望的な表情を浮かべていました。
この後どんな展開が待っているのか気になるところ。そして最後まで愚かなエラには罰が下るといいです。
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