ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第38話 | 第39話 | 第40話 |
「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
出身のせい
ジーンが差別される理由は出身のせいだとコリンは言う。
彼女は剣術学校の出身ではないのだと。平民だから学校に受け入れてもらえなかったのだ。
その話を聞いてクロエは納得がいかない様子。
優れた剣術の才能があるかもしれないのに、身分だけで学ぶ機会さえ得られないのがおかしいと感じたようだ。
今のままならジーンのような目に遭う人が今後も出てくるだろう。
そう考えたクロエは、じゃあ私が学校を作ったら…?という考えが浮かぶのだった。
ジーンの過去
後日、約束通りジーンは内宮でコリンから剣術の指導を受けることに。
いざコリンと2人きりになると、私のような平民出身の見習騎士なんかが…と自信が無さそうにするジーン。
そんな彼女を見たコリンは、帰りたければ帰ってもいいぞと言うと同時に、クロエの思いを伝えた。平民だから剣を学べないのはおかしいという思いだ。
その話を聞いたジーンは心が動かされた様子。今まで誰もそんな言葉かけてくれなかったのに…と。
そしてジーンは入団試験を受けた理由を話し始める。
彼女の父は傭兵だったが、賭博の罪を母に被せて、赤ん坊だった末っ子を連れて逃げたのだと。
その赤ん坊はおそらく父により奴隷商人に売られ、今はもう生きていないだろうと言う。
その子は産まれて2週間程度でジーンも特別に愛情を持っていたわけではなく、自身の生活さえ大変な状況だったということもあり、結局探すことはなかった。
ただ当時のように無力で何かを奪われたくないという思いで、騎士を目指すようになったのだ。
そんな中でクロエからチャンスを貰ったわけであり、ジーンはあらためて気合を入れ直すのだった。
クロエが見た夢
数日後、学校を建てることについて調べていたクロエ。
彼女は疲れからか少しうたた寝をして、夢を見ていた。
その夢には竜と金髪の女の子が出てきて会話をしている。女の子は顔が見えず誰だか分からない。
私は王になりたくないよ!と言う女の子に対し、どうしてだ?みんな家族を殺してでも権力を握りたがっているのに…人間ってそういうのもだろ?が聞き返している。
そんな会話を傍から聞いていたクロエは、ハッと夢から目が覚めた。
こんな夢を見るなんて「欲張りな竜」を読んでるからかな…?と彼女は思うのだった。
学校を建てるため
うたた寝から目が覚めたクロエは、早速学校を建てるために必要なことを調べ始めた。
必要になるのは土地や剣術の先生、運営する費用など。
アスカニア皇族には毎年自由に使える常備金があり、確認してみると想像以上の金額である。
これだけあれば十分学校を建てることができると彼女は思った。
また剣術の先生に関してはコリンに頼めば必要な人材を用意してくれるだろう。
そうなると残るは学校を建てる土地。これについてはもう少し考えてみようと思うのだった。
それから今度はパーティーに招待する人のリストを確認する。
リストには社交界で権力がある人がたくさん載っており、そこにはランセル・オラフの名前もあった。クロエは先日初めて会ったが、彼が公の場に登場することはほとんどない。
参加してくれることは期待できないが、招待状を送らないのも無礼だろう。
そんなことを考えていると、大急ぎでリンダが部屋にやって来た。
皇女様!戦争がついに終わりました!皇帝陛下がお帰りになるそうです!
彼女はそのように報告してくるのだった。
【39話】感想
ジーンがミリアムに似ている理由が分かりましたね!おそらく2人は姉妹ということなのでしょう。
父が連れて行って奴隷商人に売ったであろう赤ん坊がミリアム。多分そういうことで間違いないと思います。
またクロエが見た夢が気になります。顔が見えなかった金髪の女の子は誰なのでしょうか。クロエ自身のようにも見えました。
それから皇帝が帰ってきたのだとか。ついにクロエのお父さんが初登場ですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第38話 | 第39話 | 第40話 |