ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
ナイジェル家の子供たち
ナイジェル家を訪れたクロエは応接室に案内され、今日テオに会えるのかな?と思いドアを開けた。
するとその部屋ではやんちゃに暴れているナイジェル家の子供たちの姿が。
お前たち今すぐやめないか!というコリンの声で皆こちらを振り向くと、皆皇女クロエの訪問に気づいたようで、一人ひとり名乗って挨拶する。
エミリー、シュルト、ジェリー、ルイン。
皆の明るい挨拶を受け照れ笑いするクロエだが、6人と聞いていたので2人少ないと感じた。
すると、部屋の隅のほうに寝そべっていて遅れて挨拶するシェインと、彼を起こそうとする黒髪の男の子がいる。
黒髪の男の子が振り向くと、それはテオであった。
テオとの再会
ナイジェル家のテオと申します!と彼が挨拶をすると、久しぶりの再会にクロエは頬を赤らめ、そして彼の変化に驚く。
なんとテオの身長がクロエよりも高くなっているではないか。会っていない間に7センチも伸びたのだと。
どうやらテオはクロエを驚かせたくて、背が高くなったことを言わないようにとコリンに頼んでいたようだ。
身長も伸び、以前とは違う綺麗な身なりのテオの姿を見てクロエは微笑んだ。そして何より彼に家族が出来たことが嬉しかった。
皇女様、もしよかったら友達になってくれますか?
そう言うテオにクロエは満面の笑みで、当たり前でしょ!と答え、手をギュッと握った。
そもそもテオがナイジェル家の養子に入ったのは、貴族という身分を得てクロエと友達のままでいるため。
友達でいたいという2人の願いは叶ったのであった。
兄弟たちの雑談
クロエはテオにナイジェル家の屋敷内を案内されることになり、一方コリンと兄弟たちは皆で集まって雑談をしていた。
話題は女性も騎士団入団試験を受けられるようになるらしいという話に。
女性騎士という名声が欲しい女の子のエミリーは目を輝かせるが、お前は剣を持ったら怪我するだろとコリンは言う。
兄弟の中で最も剣術の実力があるのがテオ。彼自身も騎士団の入団を強く望んでいるようで、コリンもそれを前向きにとらえていた。
本人は今年試験を受けることを望んでいたが、剣術を習い始めてまだ1年程度であり、コリンの助言で来年受けることに。
しかしその才能はかなりのもののようで、第2皇子ゼッドと並んで最年少入団になるかもしれないともコリンは考えているのだった。
それからまた話は変わり、最近動く塔を見た人がいるそうだとジェリーが言う。
その話を聞いたコリンは、驚いた表情でバッと立ち上がる。動く塔と言えば第3皇子の魔塔。
彼は中々首都に戻らないことで有名であり、もし帰って来ることがあれば国内に大きな事件が発生した時だけ。
皇族の暗殺未遂事件や大きな自然災害の時も帰らなかったほどである。
エズラ殿下が戻って来るなんて一体何が…?とコリンは頭を悩ませるのだった。
護衛騎士になりたい
ナイジェル家の兄弟たちが話をしている間、クロエはテオに屋敷内を案内されていた。
そこで剣術を習っているとテオは打ち明け、クロエは驚いている。
テオは彼女を驚かせたかったらしく、身長の件と同様にコリンに秘密にしてほしいとお願いしていたという。
そして正式に騎士になれば皇族を護衛する任務も任されるのだと。
その話を聞いたクロエは、もしかして私の護衛騎士になりたいの?と聞くと、テオは少し恥ずかしそうにして黙り込んだ。
結局テオは答えなかったが、本当にそうなればいいのになとクロエは思うのだった。
それからテオは自分の部屋を案内する。
彼の部屋には見たことのない面白そうなものがたくさんあり、クロエは楽しそうだ。
そこで気になる箱を見つけたクロエ。
この箱は何?と彼女が手に取ると、それは…とテオは何か言おうとするのだった。
【26話】感想
ついにクロエはテオと再会することが出来ました!
一時期皇室の雑用的な立場で悲しそうに皇居を掃除していたこともあったテオですが、貴族となった今はもう堂々とクロエと友達になることが出来ます。友達でいたいという願いが叶った2人の笑顔が微笑ましい!
またはっきりと自身の口からは明言していませんでしたが、テオはクロエの護衛騎士になりたいみたいですね。この物語は2人が大人になるところまで描いてくれるのでしょうか。今から楽しみになってしまいます。
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