ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【23話】ネタバレ
不気味な声
また会えて嬉しいわティータ。私はあなたの心の渇望よ。
そんな声が突然聞こえて来て困惑するティータは、なぜかクレーテから聞いた長い間目を覚まさなかったという小さい頃の話を思い出していた。
ティータの前に現れた不気味な何者かが、魔女が憎いなら殺しちゃえばいいのよと言う。
そしてその力を奪うのと。
ティータは割れそうな頭の痛みに苦しみうずくまった。
その不気味な声が言うには、魔女は強いがティータにはさらに強大な力があるのだと。しかし魔女がその力を抑えつけているから気づかないだけだという。
あなたの持つ力を感じてごらんなさい。
そう言うと、ティータは体中から力があふれ出してくる感覚を感じた。
立て続けにその不気味な声は、魔女があなたに剣を習わせない理由が何だかわかる?と聞いてきた。
それはティータが自分より強くなるのを恐れているからだと。
そしてティータは息が出来ず苦しくなり、心臓が破裂しそうだと感じて、ドサッと倒れる。
その音に、居間にいるクレーテも何かを感じた。
何?今の音…ティータの部屋かしら?
クレーテが助けに向かう
一方ティータは不気味は声を聞きながら、血を吐いて苦しんでいた。
魔女を殺すようにとそそのかしてくるその不気味な声だが、ティータはそんな声の言うことは聞かない。
俺が強くなりたかった理由は…殿下を守るためだよ。殿下が俺が強くなるのを望んでいないなら俺はそれに従う。
そう言ってティータは出来る限り抵抗していた。
そんな中クレーテはティータの部屋の前まで来ていた。
ティータ中にいるの!?ねえ何があったの?聞こえてるなら返事して!
呼びかけても返事がないことを不審に思い、クレーテが部屋に入って来ると、そこにはうずくまって倒れているティータがいた。
急いでクレーテが駆け寄りティータを抱き上げると、殿…下…助け…て…と弱った声で助けを求めてくるのだった。
【23話】感想
これはティータを応援したくなりますね。不気味な声にも屈せず、最後まで抵抗して偉かったです。
弱り切ったティータを見てクレーテは何を思うのでしょうか。小さい頃に長い眠りにつかせたあの魔物のせいであると言うことに気づけるのですかね。
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