ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】ネタバレ
クレーテのような女
青いバラから現れたのはクレーテのような女。
殿下?と聞くティータに、ええ私よ、とその女は答える。
怖がらないでこっちにおいでと言われ、ティータが彼女の元に近づく。
殿下も散歩中だったのですか?と聞くと、その女はあなたが私を呼んだのよと答えた。
青いバラに垂れた彼の血がその女を呼んだのだった。
寂しかったでしょう?かわいそうにと優しい言葉をかけると、ティータは涙を流す。
あなたが寂しくないようにそばにいてあげる。その代わり条件があるの。
そのように話すその女は、あなたを私にちょうだいと言って不気味にニヤッと笑った。
どうやら本当の名前を教えてほしいのだという。そうすればティータは彼女のものになるのだと。
ティータは偽物の名前であり、魂に刻まれた本当の名前を言いなさいと言うのだった。
ニセモノ
彼はそれが本当の名前かどうかはわからないが、以前はアルフェンと呼ばれていたことを覚えている。
そして、アル…とその名前を言いかけた瞬間、ふと疑問が浮かんだ。
初めて会った時に殿下は僕をアルフェンと呼んでいたのだ。殿下はその名前を知っているはず。
そしてスノウがその女に激しく吠えているのを聞いてハッとする。
お前は殿下じゃないな!誰だ!
するとその女は、どうしてニセモノだって分かったのかしら?と表情を一変させた。
そしてその女は、本当の名前を教えてくれたら幸せな幻想の中で永遠に暮らせるようにしてあげたのにと言う。
無理やり連れて行くしかなさそうね!とティータに向けて手を向けた瞬間、彼女の腕が突然吹き飛んだ。
ティータが反撃したのだ。
ティータの運命
そして急に雰囲気が変わるティータ。
元いた場所に帰れ!お前なんかに僕を連れて行くことは出来ない!
人が変わったように険しい表情でティータは彼女を威嚇する。
こんな小さな子がここまでの力を持っているとは、とその女は少し動揺し、そしてクレーテのことについて話始めた。
あの傲慢な魔女があなたのことを本気で愛してくれると思う?結局最後は捨てられるに決まってるのよ。今に見てなさい。
そう言ってニヤッと不気味に笑い、いつかあなたを私のものにして見せると思うのだった。
その時スノウが彼女の半分吹き飛んだ片腕に噛みつくと、パリンと割れるように彼女は姿を消した。
その途端、うわああっと声をあげ倒れこむティータ。
突然彼の目は見えなくなり、心臓が熱くなる。
僕このまま死んじゃうのかな?と思うと同時に、彼の頭に浮かんだのは、ティータ!と彼の名前を呼ぶクレーテの笑顔。
彼はそのまま雪の中で倒れこみ、スノウは鳴きながら彼に寄り添うのだった。
【10話】感想
これまでの話にはない突然シリアスな展開ですね。青いバラから現れたニセモノのクレーテは一体誰なのでしょうか。
またティータの雰囲気が急に変わったのも気にいなりますね。まるで誰かが憑依したような感じです。
とりあえずまずは雪の中倒れこんだティータを誰か助けに来てほしいですね。
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