ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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「あなたの後悔なんて知りません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【60話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エドモンドとの遭遇
レイモンドとの話し合いを終えたエリヤは皇居から帰ろうとした際、偶然エドモンドと出くわすことに。
エドモンドはレイモンドとリゼナの子で、帝国の第1皇子ですね。現在13歳だとか。エリヤが彼と顔を合わせるのは初めてですかね?それとも幼い頃にありましたっけ?
いずれにせよエドモンドはエリヤが誰だか分からないようで、彼女はその場で自己紹介することに。
彼がエリヤのことを知らないのは、おそらく周りが教えていないからのよう。確かに母親リゼナと敵対し得る元皇后の存在を隠すのは自然なことかもしれません。
2人のやり取りを見る限りは、エドモンドは真面目で良い子に見えます。傲慢だったり態度が大きかったりすることもなく。
母親のリゼナはエリヤのことを酷く嫌っているでしょうが、エドモンドが今後どうなりますかね。
あとエリヤは今回エドモンドと遭遇したことで、少し思ったことがあったよう。カーライルが皇族として享受すべきものを自分が勝手に奪ってしまったのではないかと。
まあカーライル自身がどう思うかはわからないですよね。危険を承知で皇子として生きたかったのか、それとも平凡でも穏やかな人生を送りたいのか。
エリヤとしてはカーライルの安全が最優先なので、やり直すとしても同じ道を選ぶつもりだとか。それでもやはり少しモヤモヤしてしまうみたいです。
将来カーライルが真実を知った時に、どんな反応をするのかは気になるところですね。
気持ちが変わるはずがない?
クロフト公爵家の屋敷に帰ったエリヤは、レイモンドと話した内容を父に報告していました。
そこであらためてレイモンドが変だったと感じたよう。
やはり彼がクロフト公爵家の名誉のために自らを犠牲にしてまで尽力していることが腑に落ちないみたいです。
父クロフト公爵もエリヤ同様に変だと感じたみたいですね。
それからエリヤはレイモンドの振る舞いを思い返して、まるでかつて彼にしがみついていた自分のようだと思ったようです。
まさにそうかもしれません。今のレイモンドにとってエリヤは何よりも大切な存在でしょう。以前とは立場が完全に逆になってしまいましたね。
ただエリヤは、彼の気持ちが変わるはずがないと思い直していました。まるで自分に言い聞かせているようにも見えます。
やはりレイモンドが自分の気持ちを伝えるのはかなり難しそうですね~。それこそちゃんと言葉にしないと、態度だけではずっとこのままでしょう。
まだしばらくは2人のこの微妙な距離感は続きそうですね。
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