ピッコマで公開されている「悪役として生きていきます」のネタバレと感想になります。
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「悪役として生きていきます」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
竜騎士
イブリアは、騎士たちをワイバーンに乗せて竜騎士をつくろうとしていた。世界初の試みである。
ワイバーンを統率できることを示すのにこれ以上の方法はない。ワイバーンに乗るのはサリー騎士団だ。
そして寿命が尽きたワイバーンの皮と爪は王室のものにしようという。
オベロン家が強くなったとしても王室への忠誠心に疑いはないだろうと。
イブリアがそのようにリダンに提案すると、あまりにも言い案だと言って彼は驚き、その提案を受け入れるのだった。
何か裏がある
話は変わり、イブリアはオカール商会が一方的に木材の取引を打ち切って来た話を持ち出す。
その話を聞いたリダンは驚いた。オカール商会が確実に利益の出るエレールとの取引を打ち切るはずはなく、リダン自身はエレール側が一方的に契約を破棄したと聞いていたのだ。
お互いの食い違う話に2人は顔を見合わせ、何か裏があるな…と声を合わせて言うのだった。
オベロン家とオカール商会を運営するメリオール伯爵家の対立。それで漁夫の利を得るのは誰なのだろうか。
リダンは思い当たる人物はいるが、確証はないのだと。
そして彼は信頼して調査を任せられるやつがいると言う。それはルークの事かしら?とイブリアは思うのだった。
ルークは裏の世界で活躍する情報屋のギルドマスターであり、変装の鬼才でもある。
彼はリダンと気心の知れた中であり、キャサリンも含め親友であった。
確かにルークに頼めば確実ねとイブリアは思う。
そして、今回世話になった必ず返すとリダンは言い、話を終えるのだった。
思わぬ障害
リダンとは話がついたが、竜騎士を作る上で思わぬ障害が発生した。
それは騎士たちがワイバーンに乗ることに苦戦しているのである。寒く殺風景な土地であり、志願者のレベルもたかが知れているのだ。
それで選び抜かれたのがライオネル・ディルフのようなというわけである。
イブリアがため息をついて頭を悩ませていると、そこにリダンがやって来た。
彼とは思いがけず打ち解け、君とこうやって冗談を言える関係になるとはと彼も言ってくる。
そしてリダンは、これを!と言ってイブリアに何か紙袋のようなものを渡してきた。借りは返すと言ったろ?と言ってくるリダン。
イブリアが渡された紙袋を開けて中を見ると、これ…本当に?と彼女は驚く。
もちろん!とリダンは得意げに答えるのだった。
【12話】感想
リダンはイブリアとは対立していたはずですが、思いがけず打ち解けたようですね。
エルもまたイブリアを快く思っていなかったはずですが、この間何か好感を抱いたような描写がありましたし、イブリアの味方が増えているような気がします。
リダンが彼女に渡した物が一体何なのか、気になるところです。
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