ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】ネタバレ
レティオの話に敏感なイグネス
いきなり吐いてしまったセレナ。
彼女は体調がまだ戻っていないことにくわえて、イグネスがレティオを殺してあげようかなんて物騒なことを言うから気分が悪くなってしまったのだ。
セレナのことを心配するイグネスに、彼女はこう言った。
人を殺すなんて言わないでください。私は誰かを殺すことはしないし、殿下もそうしてくださいと。
すると、くるっと背を向けるイグネスは少し不機嫌になった様子で、もう出発しようと言う。
彼はレティオの話になると、すぐにこうなってしまうのであった。
僕の宝物
2人はようやくヒースに出発することに。セレナは御者として馬車を走らせると、昨日のことを思い出した。
セレナは自分が騎士の訓練を受けたことがないことを気にしていた。さらに、任命式も行っておらず、騎士団長に会ったこともなかった。
イグネスがセレナを職権乱用で騎士にしていたため、他の騎士達が自分のことをよく思っていないことをセレナは気づいていたのだ。
セレナが騎士の訓練を受けたいことを知ったイグネスは、1人の騎士を選び出した。彼の名前はカーンといい、騎士団の中でも指折りの実力者である。
彼とセレナが対決して勝つことが出来れば、他の騎士たちももう何か言って来ることはないだろうと言う。
カーンとセレナが対決することになり、さっそくイグネスからもらったあの剣を試してみるセレナ。
その剣の威力はとてつもないもので、あっという間にカーンに勝利してしまった。
勝負がつくと、彼に水筒の水を渡すセレナ。彼はお礼を言うと、あなたを誤解していたようだと言うカーン。
誰でも私を知る前は誤解するがちゃんと知ると私を好きになるとセレナが話すと、カーンは豪快に笑った。
そして、2人はまた今度の対決の約束をした。
それを見ていたイグネスは勝利したセレナに労いの言葉を送ると、君は私の宝物だよと笑顔で言った。
そんな昨日のことを馬車を走らせながら、セレナは思い出すのであった。
【54話】感想
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