ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
信頼関係
セレナとレティオが2人で話していたところ、イグネスが現れる。
セレナは教官に呼ばれたことになっていたが、嘘をついていたことがイグネスにバレてしまった。
彼は、僕を騙しやがって…と思い、当然この状況が面白くないのであった。
皇宮で隠し事をしようと思っても無駄だと言って、イグネスはセレナの腕を掴み、スタスタとその場を離れるのだった。
イグネスは彼女の腕をギュウウっと強く掴んでおり、セレナは痛いと感じた。彼の怒りが伝わっているのだ。
そしてまた彼女はレティオのことを思い浮かべ、レティオは自分が隠された皇子だってことを知ってるのかな?とふと思う。
ひと気のないところまできてセレナと2人になったイグネス。やはり彼の機嫌は良くない。
セレナが嘘をついたことを謝罪するが、イグネスは彼女を許す気配はなく、今回の件で君との信頼関係が崩れてしまったと言い放った。
さらにイグネスはセレナに問いかけた。
僕は君のためならどんなことでもしてあげようと努力してるのに、君は僕に何をしてくれた?
その言葉にセレナは何も言い返せなかった。
イグネスはセレナの父に医者をつけ、さらに彼女の実力を隠してくれている。実はイグネスは彼女に多くのものを与えているのだ。
その事実に、もらってばっかりじゃん…と思い、ただセレナは謝るしかない。
今まで君のことを信じていたが考え直した方がよさそうだな、と言い残してイグネスは去っていくのだった。
気まずい雰囲気
暫くしてセレナは、さっきの出来事について考えていた。
教官の元に行くと嘘をついてレティオと話しただけで裏切りだと思われちゃうんだ。それじゃあ私が女だとバレたときはどうなっちゃうの?初めからイグネスを騙していたなんて言ったら…
彼女は新調してもらった護衛隊の服を着て彼を護衛についていたが、何を話せばいいかわからない。
いつもなら制服姿を褒めていたところだけど。いつもなら…「今日も輝いてますね」なんて言えたのに。
そう思いながら、気まずい時間を過ごすのだった。
【33話】感想
思っていた以上に深刻な状況になってしまいましたね。イグネスがここまで彼女への信頼を失うとは。
セレナがここからどうやって信頼を回復していくのか、気になるところです。いっそ女であることを打ち明けてしまった方が、仲良くなれるのでは?とも思いますけどね。
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