ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
レティオの過去
レティオの昔の記憶、彼は水の中に沈んでいた。
息が持たずに溺れそうになる中、手を伸ばし彼を助けようとしてくる赤髪の少女が…
場面は今に戻り、セレナの家に勝手に侵入していたレティオは微笑みかけてくる。
セレナは弟のセレスティンを後ろに下げ、レティオを警戒しながら、ドアを壊してまで侵入してきた理由を問いただす。
するとレティオは悪びれる様子もなく、家の中に誰もいないと思ったので…と純粋な表情で答えた。
彼は留守であれば人の家に勝手に入っても問題ないと思っていたのだ。
セレナは忘れていたが、小説の中の設定ではレティオはまともな教育を受けたことがなく、独りぼっちでヒース地方を彷徨いながら暮らしていた。
ある日傭兵の財布を盗んだことがばれて傭兵団に入団させられ、そこで剣術の才能が認められたのだ。
だから彼は物事の善悪の区別ができない。
マナーや道徳はこれから出会うイレアに教わることになるが、今の彼はまだ分別がつかないのだ。
そのためセレナは留守の家に勝手に入ってはいけないことをレティオに説明しながらも、これはイレアの役目であり、なんで自分が教えなければいけないのだと思うのだった。
レティオに感じる恐怖
それと同時に原作の小説からかけ離れていることに違和感を感じる。
レティオは勝手に家に入ったことを謝ると同時に、セレナがセレスティンのふりをして入隊したことも犯罪ですか?と聞いてくる。
彼は初めからそれに気づいていたのだ。
それでも隠すのには理由があると思い、誰にもそのことを言わなかった。
そしてどうしてセレナという名前まで分かったのかを聞くと、レティオは水の中で溺れかけているときに赤髪の少女が手を差し伸べてきた記憶を思い浮かべ、以前助けてもらったことがあるのでと答えた。
彼はセレナのことを命の恩人だからはっきりと覚えていると言うが、セレナには全く心当たりがない。
それどころか、レティオのことをイグネスよりヤバい人かも…と思い始める。
セレナの手をガシッと掴み、10年も待ったんです!もう逃がしませんよ!僕はあなたのことが好きです!と言うレティオに、彼女はイグネスのほうがマシだと思い恐怖を感じるのだった。
【26話】感想
最初はセレナに優しそうな人だと思っていたレティオですが、ここに来てちょっと怖いキャラクターになってきましたね。
ほんとに純粋なだけなのか、それとも性格上なにか問題があるのか、今後展開を見守る必要がありそうです…笑
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