ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【58話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
騒ぎになる会場
エリスとアナキンがいなくなると、ざわつく会場。
カザル令嬢もアナキンがエリスの恋人だという噂は本当であったと驚きの表情を浮かべています。
エリスが婚約破棄をしたと言っていたから、アナキンとエリスが恋人であっても浮気相手ではないよね?とヘレナが親し気にアレクト皇太子に話しかけますが、アレクト皇太子は黙ったまま。
周りの人はヘレナが皇太子妃になるのではとはやし立てると、アレクト皇太子は使いの者から皇帝が呼んでいると聞かされるのでした。
皇后がエリスたちの婚約破棄を許可しただけでまだ公式には婚約破棄にはなっていなかったのでしょうが、これだけの人がいる前でこんな騒ぎになりましたから婚約破棄も周知の事実になりましたね。
アレクト皇太子は何も言わないままでしたが、何も言えなかったという方が正しいでしょうか。
皇帝の手前、婚約破棄をしたなんて言えないでしょうし、かといって婚約破棄をしていないと言えばヘレナを傷つけてしまいますし。。
皇帝の命令
皇帝に呼ばれたアレクト皇太子。
すでに騒ぎを知った皇帝はすがってでもエリスを離さないように忠告します。
婚約破棄を皇后が許可していること、今までエリスの傲慢さに悩まされてきたこと、警戒すべきミジェリアン侯爵をなぜ皇室の外戚にしないといけないのかと反論するアレクト皇太子。
すると、侯爵は信頼して側に置くのではなく、エリスはただの人質なだけだと皇帝は話します。さらに、恐ろしい皇室で善良なヘレナは耐えられないだろうから、彼女を危険にしないためにも側室として迎えるようにと。
そして、皇帝の口から驚くの言葉が。
自分が皇帝の命令でエリスを皇宮に呼び出すから、その時に彼女を犯して妊娠させるようにと。
アレクト皇太子は無言という抵抗を試みますが、結局、皇帝の力には逆らえずにそのまま部屋を出て行きます。
そして、愛する人、愛していない人を守るため、権力が必要だとアレクト皇太子はつぶやくのでした。
キングオブクズは皇帝でしたね。。あの3人のクズ男をまさか超えて来るとは。
結局、皇帝は自分のことしか考えておらず、息子であるアレクト皇太子ですら駒としか思っていないのでしょう。皇帝の命令でエリスを呼び出して息子に犯させるなんて、さすがに鬼畜行為すぎませんかね?
エリスがアレクト皇太子の子供を身籠れば婚約破棄できないと睨んでいるようですが、そもそもそんな都合よく妊娠しないのでは?とも思います。
漫画ではアレクト皇太子は権力に屈したように描かれていますが、彼に良心が残っているといいのですが。。
皇帝がヘレナを守るために皇后ではなく側室にした方がいいという話を鵜呑みにして、これを実行してしまうのか。
58話の最後のシーンで皇后が自分の許可なしに婚約破棄の許可を出したことを皇帝が不思議に思うのですが、皇帝は本当に人の心がわからない人ですね。
自分の息子を殺された皇后がミジェリアン侯爵や皇帝をうらんでいることをなぜわからないのでしょう。。
せっかく前話は幸せな回だったのに、今回はとんでもない回でしたね。この続きがとても気になります。
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