ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
マダム・トワローズとして(回想)
名前や過去、すべてを変えたマダム・トワローズ。偽りの人生に対して不安を感じていると、誰もがみな自分がみせたい姿をみせようとしており、それを礼儀というのだと話すエリス。
そして、作り上げた姿が自分かどうかは他人が決めることではなく、自分で判断するものだと。
そう言われて初めて、自分自身がマダム・トワローズになったのだと認めるのでした。
誰でも自分をよく見せようとしたりして、100%の自分をさらけ出すということはなかなかしないものですしね。
マダム・トワローズはエリスの話を聞いて、どこか吹っ切れたのではないのでしょうか。
ドレスアップ
カザル令嬢のデビュタントの舞踏会、当日。
マダム・トワローズがエリスのために作った美しいドレスに見合うよう、細かいところまで念入りに準備をするエリス。
当然、エリスは美しいのですが、騎士の制服を着てやってきたアナキンも想像以上に素敵な仕上がりでした!!
最初、アナキンは髪を全部流した髪型だったのですが、エリスが彼の前髪をくしゃくしゃっといじって前分けに変えてしまうんです。
このやりとりがとてもかわいかったですし、アナキンも前分けの方が俄然似合っていて恰好が良かったです。
エリスも淡いピンクのかわいいドレスも似合っていましたし、お似合いな2人でとても素敵でした。
舞踏会で
エリスとアナキンが会場に入場すると、案の定周りはざわつきます。
ひとまず主役のカザル令嬢に挨拶をすると、今度はアレクト皇太子とヘレナの入場。
そして、さらにざわつく会場の人々。アレクト皇太子がエリスのことを捨てただとか陰口を言っています。
アレクト皇太子とヘレナもカザル令嬢に挨拶をして、さらにイアソンも加わるとその場には6人が居合わせることに。
アレクト皇太子はイアソンにパートナーがいないことを指摘すると、申し込んだけど断られたのだと答えるイアソン。
エリスが少しバツが悪そうな顔をしているのを見て、断った相手が彼女だと察すると、まさかミジェリアンに…とアレクト皇太子は嫌悪感を丸出しにするのでした。
エリスも認めていましたが、アレクト皇太子とヘレナは美男美女でとても美しかったです。
しかし、アレクト皇太子は顔に傲慢さとか性格の悪さが出ちゃっているんですよね…彼のさわやかな笑顔とか全然イメージができませんし。笑
その点、アナキンは顔に性格の良さが出ていますよね~。
アレクト皇太子は自分はヘレナを連れて来たくせに、イアソンがエリスを誘ったことが気に入らないようです。
典型的な暴君なタイプですよね。自分は人に嫌なことをしても、人にされるのは気に入らないという。いかにも皇太子という感じです。(褒めていない)
少し不思議なのは実際にエリスが連れて来たアナキンにはあまり興味がないようですが、圧倒的に権力があるからアナキンは相手にしないという感じなのでしょうか。
最近、アレクト皇太子とイアソンが勝手に敵対していておもしろいです。次回がどうなるか目が離せませんね。
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