ピッコマで公開されている「悪女を殺して」のネタバレと感想になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
エリスの依頼
口止め料も含まれているからとイヤリングを受け取るように言うエリス。もし私のことを誰だかわかったとしても黙っててほしいのだと。
そして、勇士イアソンが言っていたメテウス神官を探す際にも、この出会いがいいチャンスになるかもと考えた。
信頼のおける情報ギルドを教えて欲しいとエリスが言うと、妹が知っていると答えるが、男性は黙っているように妹を制止した。
平民と貴族が一緒に行動するなんて考えられない世界であり、彼は貴族と関わることに戸惑っていたのだ。
彼はあなたの望みを叶えることはできないと告げると、この家から去るようにお願いをするのであった。
メテウス神官探し
エリスをここから追い出すために丁寧な態度をとる男性。賢明な男に違いないと思ったエリスは、彼のことが気に入った。
そして、エリスはこう話を始めた。
この家から私が出て行けば、お前たちが誘拐したと思われる。でも、お前たちが私の要求を聞いてくれるなら、困っているところを助けてくれたと証言すると言う。
エリスが男性に選択を迫ると、彼はやむなくエリスの要求をのむことにした。
口が堅くて能力のある情報ギルドにメテウス神官を探して欲しいと話すエリス。妹が情報商をやっているセシア爺さんがとても誠実で信じられる人だと答えるが、男性の方は黙ったまま不満そうな表情をしている。
そして、口を開くとわざと私たちを選んだのですか?と尋ねた。
貴族が初めて出会った者に人探しの命令をするようなことはしないとわかっている男性は、エリスのことを疑っていたのだ。
エリスは男性に顔を近づけると、私の判断でお前たちを半日のうちに殺すこともできるのよと忠告をした。いくら騒ぎ立てたって全て私がうわ言だと言えばそれで済むことだと。
そして、秘密さえ守ってくれれば誰も傷つかないと、震える妹の頭をそっと撫でた。
エリスの話を聞いた男性が私たちを人の命だと思っていないのですねと言うと、どうかしらと答えるエリス。私は普通の貴族とは違うからねと。
そもそもエリスにとって、彼ら全員が小説の中の仮想の存在でしかない。大切なのは元々の世界に存在するものであり、小説の中の者にまで同情する余裕はないのだ。
帰るから案内してほしいとエリスがお願いをすると、裸足のエリスに自分の靴を差し出す男性。
他の靴もなさそうなのにお前はどうするの?とエリスが尋ねると、レディを裸足で歩かせるわけにはいかないと男性は答えてエリスに靴を履かせてくれるのであった。
この家に隠れていても1日もしないうちに見つかってしまうだろうが、ここから出て行きたくないと思うエリス。
しかし、私は必ず戻らなければならないと思い直すと、外に一歩踏み出すのであった。
【13話】感想
自分の靴を履かせてくれる男性。根はやさしい人みたいですね。情報ギルドに人探しをお願いすることになりましたし、この兄弟とはこれからも関わりがありそうです。
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