ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【102話 外伝6】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エリスのためなら
エリスがアクレトを殺した時、彼女の手で殺させてしまったことを後悔するアナキン。その後、苦しむエリスを受け止め、彼女を守れなかった自分の過ちだと思いながら抱きしめます。
時は流れ、エリスとの別れが近付いた時。アナキンがいてくれるから私は逃げないというエリスの言葉を聞くと、自分自身はエリスのために生まれ、エリスのためならすべて耐えられると思うのでした。
アナキンはエリスに出会えたことが奇跡だと思っていますが、エリスにとってもアナキンと出会えたことは奇跡なのだと思います。
本編でもエリスに対しての接し方から彼女を想う気持ちはわかっていましたが、アナキン視点の話を読むとより伝わってきておもしろいですね!
幸せを願うからこそ
自分の死体を壊してほしいというエリスの願いを受け入れるアナキン。本当は自分と逃げようと言いたかったのに、誰よりもエリスの幸せを願ってるからこそ言えませんでした。
エリスに私のために死んで、私の世界に来てほしいと言われ、そうしてアナキンはその希望をつかむのでした。
言わなくてもわかっていましたが、死なないでほしい、自分と逃げようと心の中では思っていたのですね。エリスの幸せを想ってその気持ちをそっとしまっておいたのだと…。
この話は本編の90話、92話、93話あたりですが、改めて読んでも泣けてきますね。
私の世界にきて一緒に生きてほしいという言葉がアナキンが1番欲しかった言葉でしょうし、それが実現できて本当に良かったです。
エリスの元へ
エリスの世界で談笑するエリスとアナキン。
もしエリスが言ったように世界が1つの大きな演劇なら、私はあなたにとっての主演になりたいと思うアナキン。
幕が下りた後も2度と別れることがないようにと。
これで「悪女を殺して」が完結となりました!!外伝ではエリス以外のキャラクターが描かれていて読み応えがありました。
あの男3人はしっかり不幸になりましたし、エリスとアナキンはハッピーエンドでしたので大満足です!漫画だとヘレナが皇后になったその後が描かれていないので、小説のほうもチェックしたいと思います。
ちなみに外伝の最終話でエリスの世界でのアナキンの顔が明かされました!ほぼ元のアナキンの顔がよりイケメンになった感じです!
韓国漫画の中でもかなり好きだった作品なので終わってしまって寂しいですが、その寂しさを埋めるためにまた最初から読みたいと思います!笑
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