ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」の感想と考察になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【59話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
レイジェフの父親
レイジェフの本当の父親はラファエロの父レオ・フランシスだと明かす皇帝。レオ・フランシスは皇后の情夫であり、皇后がカエナを産んだ後で療養しに行った先でレイジェフは生まれたのだと。
そして、自分の息子として皇室にいるレイジェフは徐々に皇室を侵食していき、今は姉のカエナを脅かす存在になっていると。
この一連の話を聞いて、信じられない話だとラファエロは震えるのでした。
やはり、レイジェフの本当の父親はレオ・フランシスでしたね!ということはラファエロとレイジェフは異母兄弟ということになります。
ラファエロの回想シーンでレオ・フランシスがちらっと出ますが、とても色っぽい金髪イケメンでした。瞳と髪の色はレイジェフとそっくりです。
ここで疑問に思ったのが、カエナとレイジェフは2人とも皇后の子だということ。
1話では異母兄弟と記載されていましたが、これが事実であれば異母兄弟ではなく「異父兄弟」ということになります。
まさか皇后が情夫との間の子供を産んだなんて明かすことは出来ませんから、架空の母親を作って皇帝の息子としていたのでしょうか。
レイジェフを皇帝の息子として迎え入れた理由は明かされていませんが、後継者として男の子が欲しかったとか?
そういえば、1話から読んでいて皇后の話はほとんど出てきませんが(ナッツアレルギー事件で亡くなったとか)、いったいどのような人物なのでしょうか。
それにしても、こんな衝撃的な話を聞かされてラファエロは何とも言えない気持ちだったでしょうね。。カエナが皇室から逃げ出したがっている理由もわかったようです。
皇帝の意向
皇帝は自分の残された命が短いことを明かすと、カエナを後継者にしたい意向を示します。
すると、カエナを後継者とはしないで権限だけ与えて欲しいというお願いをするラファエロ。
後継者となれば攻撃を受けるが、権限だけであれば欲しがることはしても危害は加えないからと。
ラファエロが私の娘を愛するようになって良かったと皇帝は答えるのでした。
皇帝は血のつながっているカエナを次期皇帝に考えているようですね。
カエナに権限だけを与えるという案はカエナの考えたことなのでしょうか。カエナは宮殿から逃げ出すことが目標なので、後継者になってしまったら厄介ですよね。
異母兄弟
皇帝の謁見が終わったラファエロを待っていたのはレイジェフ。
皇帝が自分の意志を察してくれたとラファエロが話すと、皇帝を説得したのも公爵を継承したのも驚きで、まるで誰かを救おうと急いでやったことのようだとレイジェフは話します。
その誰かとは「カエナ」のことなのでしょうが、レイジェフはカエナとラファエロがつながっていることを勘づいているのでこのように匂わせる発言をしたのですね。
一方、ラファエロは彼が異母兄弟と聞いたばかりでしたから、内心穏やかではいられなかったのでしょう。
カエナに会いに行きたくなってしまうラファエロがかわいいです。
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