ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
意図的な距離間
転びそうになったカエナをとっさに支えて助けるラファエロ。
2人の顔はグッと近づくが、カエナは焦ってすぐに離れた。
彼は潔癖症で人との接触を嫌うから出来るだけ触れないように頑張ってきたのに…と思うカエナ。
せっかく関係が改善されてきたのにマイナスポイントになってしまうと考え、今の出来事を少し後悔した。
架空の夫を作り上げるときにラファエロの助けが必要となるため、良い関係を築かなければならないのだ。
一方のラファエロは、カエナを助けた自分の手を見て、なんだ…?気のせいか?と何か違和感を感じているようだ。
自分が人に触られるのを嫌いなことは誰も知らないはずなのに、彼女は距離を置こうとしているような気がする。
ラファエロはそのように感じるのだった。
そしてさっさと帰ろうとするカエナだが、ラファエロは足元が悪いからとその道を抜けるまで彼女を支えて歩くことに。
触れるのは不快なはずだけど…とカエナは戸惑うが、ラファエロの強い意志を見て、とりあえず彼に従うことにするのだった。
ラファエロの初めての姿
宮殿に戻ってきたカエナとラファエロは妙に距離をとって歩いており、侍女たちの間でコソコソと噂話がささやかれた。
殿下が5回も面会を断ったのは本当なのかしら…気持ちが冷めたって本当みたいね…
カエナとしては、いい具合に話題に上がってると感じていた。
そしてラファエロにはこの辺で帰ってもらえばいいかなと考え、ほどほどの所で切り上げようとする。
ラファエロは一日中付き合う覚悟でいたが、あなたの時間を奪うのは良くないしと言ってカエナは彼を帰らせようとした。
側で見ているラファエロの副官ジェレミーは、ラファエロがカエナのことを訝しく思っていることを感じ取っていた。こんなラファエロの姿は初めてだからである。
不思議と不快ではない
時間なら大丈夫ですと言ってラファエロはすぐには帰ろうとはしなかったが、無理しなくていいわよとカエナも意志を曲げることはなく、結局ラファエロはここで帰ることに。
そして別れる前、彼はカエナの前に跪き、彼女の手の甲にキスをしたではないか。
潔癖症なのにどうして無理するの?と彼女は心の中で思うが、どうやらラファエロは不思議と不快感を感じていなかったのだ。
以前のように皇女がしつこくないからだろうか?それとも何を考えているかわからない皇女に好奇心が芽生えたからだろうか?
ラファエロは何か不思議な感覚を覚え、カエナのことをまじまじと見つめる。
どうかしたの?という彼女の声にハッとしたラファエロは、最後に頭を下げて立ち去ろうとするが、ちょうどそこにレイジェフが現れてしまう。
お姉様!随分探しました。ここにいたんですね。キッドレー卿もご一緒だったとは!
彼はそう言って微笑むのだった。
【12話】感想
どうやらラファエロがカエナに惹かれているような感じがしますね。
再び転生した直後ぐらいに顔を合わせたときも、ちょっと匂わせる描写がありましたが、このままラファエロがカエナを好きになってしまいそうな気がします。
最後に登場したレイジェフ。レイジェフとキッドレー家は仲が悪いはずですが、ここはちょっと修羅場といった感じでしょうか。カエナにはうまく乗り切ってほしいです。
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