ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【25話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
別々の部屋
女騎士のデイジーは彼女のために用意された部屋に案内された。
大公妃の護衛ということで、ダリアの部屋とはすぐ近くである。
デイジーはふと、大公と大公妃が別々の部屋なのかと疑問を感じたが、ブルックスによるとダリアはしばしば熱病に見舞われるのだと。
そのため万が一ノエルに影響がないように別々の部屋を使っていると説明する。だからデイジーにもダリアの体調に気遣ってほしいとも。
その説明にデイジーは、そのような事情があったのかと納得するのだった。
デイジーの弱点
その日の夜、外は大雨で雷が鳴っていた。
これでは鐘を鳴らしても誰も呼ぶことができないと思ったダリアは、自ら飲み物を取りに行くことに。
部屋を出ると、なんと廊下ではデイジーがうずくまって座り込んでいるではないか。
屋敷内を迷ったデイジーは、雷が怖くてその場でうずくまっていたのだ。
これまで雷が鳴る夜に一人で過ごしたことが無いらしく、ガタガタと震えている。
初日からこんな姿を見せるなんて…と思うデイジー。騎士としての汚点は残したくはなかったのだ。
そんな彼女に対し、私の部屋で一緒に過ごしましょうと言ってダリアが微笑みかける。
ダリアの優しさにデイジーは違和感を感じた。彼女の知っている貴族の女は自分にこんな優しくしてくれるはずがないのだ。
小さい頃から貧しく暮らしていたデイジーは、通りすがりの貴族令嬢や紳士から軽蔑の眼差しで見られていた。貴族たちにとって自分はゴミのような存在なのだろうと思うようになったのである。
それにも関わらずダリアは優しくしてくれて、デイジーは戸惑ったのである。
結局デイジーはその夜、ダリアの言う通り彼女の部屋で過ごすことにするのだった。
魔法への興味
翌日、授業の時間にダリアは魔法を習うことはできるかとブルックスに質問する。
しかしそれはできないのだと。スエトン女神の加護に反することは学ぶことが出来ないという。
それならばとダリアはデイジーに聞いてみることにした。
外でお茶でも飲もうと誘うと、デイジーは少し驚いている。
庭にお茶の席が準備され、自分のために美味しそうなお茶とスイーツが用意されているではないか。
戸惑いながらもそれを美味しそうに食べるデイジー。
たくさんあるからゆっくり食べてと言ってくれるダリアを、本当に良い人だと感じた。
それからダリアはいよいよ本題に。
今日何を習ったのかとダリアが聞くと、魔法の応用と剣術を習ったとデイジーは答える。
魔法で筋力を加えることで、剣をしっかりと振ることができるのだと。
魔法に興味がおありですか?とデイジーは聞いて来て、魔法の図式なら教えることができると言うのだった。
大公には内緒で
魔法の図式なら教えることができると言うデイジー。
ダリアの場合は女神の権能の下に置かれているため、魔法を使うのが難しいという。
結婚して神殿で洗礼を受けたのなら、その時から女神の権能の下に置かれるため、女神の許しが降りるまでは魔法が使えないらしい。
その説明に、洗礼はまだ受けていないけど…とダリアは思ったが、それを口にすることはなく、とりあえずデイジーの説明を聞くことに。
ひとまず図式だけなら簡単に教えることができるとデイジーは言う。
ただし大公には内緒にしておいてほしいのだとか。
もちろんです!とダリアは笑顔で答えるのだった。
【25話】感想
デイジーは雷が苦手なのですね。そんな弱みを目の当たりにしたこともあり、ダリアは彼女に優しく接して、早速心を掴むことに成功したようです。
ヨハンに内緒で魔法についても教えてくれるとか、ダリアにとってはかなり強い味方ですね。
しかし神殿で洗礼を受けると魔法を使えなくなるのだとか。ダリアはまだ洗礼は受けていないらしいので、今なら使えるのですかね?
ダリアが魔法を使えるようになるときがくるのか。これからの展開が楽しみです。
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