ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【23話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
契約書の内容
ダリアが作った偽装結婚に関する契約書には、お互いの目標を達成したらいつでも離婚することが出来るという条項が含まれている。
ヨハンは皇位を取り戻すこと、ダリアはフローレへの復讐を果たすことが目標だ。
そのための結婚だったじゃないですかと平然な表情で言うダリアに対し、ヨハンの顔は少し曇っている。離婚という部分に少し引っかかっているようだ。
ヨハンは条件を一つ加えて欲しいと言う。それは復讐のために無理はしないこと。彼はダリアが復讐のために自らを犠牲にすることを望まないのだ。
この契約が終わってもそれぞれの身の安全は守らなければというヨハンの考えを、ダリアも受け入れる。たしかに復讐を果たしたとしても人生が終わるわけではないからと彼女も思ったようだ。
それから契約書に署名する前にヨハンはもう一つ口頭で約束してほしいことを言う。これからお互いに夫婦関係に忠実でなければならないと。
契約結婚とはいえ、ヨハンには他人のように暮らすつもりは全くない。何よりダリアのことが気になるのである。
ダリアもそれに同意し、2人は契約書に署名するのだった。
結婚してからのこと
社交界ではヨハンとダリアの結婚話の話題で持ちきりになったが、それはある程度予想していたことであり、ダリアは気にしなかった。
それから屋敷内での仕事にも取り掛かり、事前にブルックスと親睦を深めていたこともあって、使用人たちを信頼するのにもそれほど時間はかからなかった。
そして夏の暑さが下火になるころ、狩猟大会の開催に関してブルックスからダリアへ報告が入る。
それは毎年秋に皇室が主催する大会であり、ビーデル伯爵から毎年聞かされていたダリアも当然知っている。
ダリアの記憶では、原作での狩猟大会は特別大きなことは起きない。ただノエルとフローレの中が深まる単純な展開だ。
またその日ダリアには訪問客が来ているらしい。
こんにちは!大公妃殿下!
そのように笑顔で彼女を訪ねてきたのは、聖女ヘレン・シャルローテであった。
ヨハンの執務室で
ヨハンは執務室で一人考えていた。毒酒事件以降、毒の成分が残ってダリアの体力を奪っているようであると。
薬は飲み続けているが完全には回復できていないのだ。そのため他に治療法を探して見なければならないと思っていた。
そんなヨハンのもとに、補佐官の男が帰って来た。
彼は補佐官の職を退いて治療に専念することになっている。
補佐官のバッジをヨハンに返しながら、次期補佐官はエルバード・ポーシブル男爵が良いでしょうと推薦する。
エルバードは毒酒の件で寛大な対応をしたダリアに借りがあり、ポーシブル家の力が必要なヨハンとしても都合がいい。
早速ヨハンはエルバード宛てに任命状を出すことに。
それからヨハンはダリアの傍につける騎士が一人必要だと考えていた。
大公直轄であるアドニス騎士団で最も多くの功績をあげた者としてあげられるのは、男であればフェリックス・ウィッターズ、女であればデイジー・レイブンである。
ダリアの傍に男騎士か…とヨハンは微妙な表情を浮かべる。
補佐官としては、フェリックス・ウィッターズは北部に扶養すべき家族が残っているため、デイジー・レイブンのほうがお薦めなのだと。
補佐官の助言もあり、ヨハンはデイジーをダリアの傍に置くことにするのだった。
【23話】感想
ヨハンとダリアは偽装結婚のための契約書にお互い署名しました。結局目標が達成されたら離婚できるという条項は入ったままですね。
やはりヨハンとしてはあまり好ましくない条項でしょうが、それを否定することはありませんでした。
またダリアのもとを訪ねてきた聖女ヘレン。何かまた神のお告げでもあったのでしょうか。気になるところです。
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