ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【22話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
皇帝の盾になれ
フローレの前に現われた謎の男は、彼女に対して皇帝にアプローチするための助言をする。
秋に狩猟大会が開催される予定であり、その大会では皇帝暗殺の陰謀が存在するのだと。そしてその時にフローレが皇帝の盾となって代わりに矢に当たればよいと言う。
自らを犠牲にしろというその助言に驚くフローレだが、命の危険があるほどの深い怪我は負わないだろうとその男は言うのだ。
もう少し話を聞きたいと思ったフローレだが、その男はもう時間だからと言って姿を消すのだった。
デカルト家の旧邸
ヨハンとダリアはある場所を訪れた。それはデカルト一族の旧邸。
先代皇后が幼少のころ過ごした邸宅であり、ヨハンも幼い頃に何度か訪れたことがある場所だ。
そこではリートン・ブルックスが迎えてくれる。これまでダリアの家庭教師を務めてくれていたが、ここでは執事をやっているようだ。
それからブルックスは侍女長のエンマ・フリルと、女中長のビビアン・フリルを紹介する。彼女たちは幼いころからデカルト家に仕えてきた姉妹である。
ダリアは一日も早く彼女らと仲良くならなければと思い挨拶をする。
そんなダリアの姿を見て、性格が変わったという噂は本当だったのねと姉妹らは思うのだった。
有名な庭園
ダリアは使用人との挨拶を終えた後、庭にいるヨハンのもとへ行った。
彼は一時最も有名だったというデカルト邸の庭園を見ていたようだ。あらゆる花が咲き乱れる美しい場所だったらしい。
先代の皇后は花をとても大切にする人物だったのだ。
しかし実はダリアの父であるビーデル伯爵がその花を全て踏みにじってしまったという事実がある。
そのことにヨハンは触れるが、その事実はダリアも知っている。
ヨハンの父の死の知らせを受けて母は倒れ、それから届いた皇位簒奪の知らせに家門の人々は落胆した。
屋敷には皇室親衛隊が押しかけて来て、そこにはビーデル伯爵とフィバート伯爵の私兵もいたのである。
そのようにしてヨハンは母と生き別れる運命になったのだ。
ヨハンがその話に触れると、これから私たちで庭いっぱいに新しい花を植えましょうとダリアは笑顔で言う。夏が近づいているから球根を植えただけでもすぐに花が咲くでしょうと。
特に赤い”ダリアの花”を植えたいようだ。
大公妃と同じ名前の花は良い案だと言ってヨハンも乗り気である。
球根の注文は執事に頼むことにして、2人は部屋に戻るのだった。
契約の話
部屋に戻ったヨハンとダリアは大事な話を始める。
2人の偽装結婚の契約内容についてだ。
契約書についてはひとまずダリアのほうで作成しており、それをヨハンに確認してもらうことに。
彼が契約書に目を通してみると、そこにはお互いの目標が達成した時にいつでも離婚が可能であるという文言が書かれている。
その内容を見てヨハンの表情が少し曇る。
しかしダリアはそれを当然のこととして契約に盛り込もうと考えているようだ。
ヨハンが皇位を取り戻し、ダリアがフローレに復讐する。お互いのその目標が達成されたら直ちに離婚可能だという条項であることを口頭でも説明する。
そのための結婚だったじゃないですかと平然とした表情で話すダリアに対し、ヨハンは何か思うところがありそうな表情を浮かべているのだった。
【22話】感想
ヨハンとダリアは2人の偽装結婚についての契約の話をしていました。
お互いの目標が達成され次第速やかに離婚することが出来るという条項を盛り込んだダリアですが、それを見てヨハンの表情が曇ることに。
もはやヨハンはダリアのことを好きになりかけている状態なのかもしれませんね。これまでの話でも、彼女に対して何か特別な感情を感じている描写がありました。
そんな彼の気持ちに気づいてほしいところですが今のところダリアは気づく気配なしです。なんて鈍感なんでしょうか。切ないですね…。
こうなるとヨハンの恋を応援したくなってしまいます。
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