ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【76話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔法を解除
ナハト大公の傷口には治療を妨げるよう複雑な魔法によって邪気が刻み込まれており、シエナはそのことに気づいたよう。
そして彼女は臆することなく浄化を試みることに。本当に頼もしくなりましたね。
彼女は早速自身のテリトリーを形成し、襲い掛かってくる邪気と激しく衝突。
戦いの中では全身を針で刺されるような痛みを感じ、ヘサロスの助けなしで邪気と戦うとはこういうことなのかとシエナは痛感しているよう。
やはりヘサロスが眠りについてしまっているのはかなり痛手ですね…。
それでもシエナは邪気が周期的に弱まることに気づき、その瞬間を狙って圧縮した魔力で一気に浄化。狙いが的中して見事に邪気が消滅しました。
シエナの背後にはヘサロスの幻影も浮かび、たとえここにいなくても彼女にとっては精神的な支えになっていたのでしょうね。
傷口を塞ぐ
見事に邪気の浄化には成功したものの、ナハト大公の傷口からは生命力が漏れ出しているという。
普通の傷とは違って邪気による損傷であるため、普通の治療では塞ぐことができないらしく医者も頭を抱えているよう。
なるほど…。血は止まったので大量出血による死は免れられるものの、今度は生命力の流出によって命が尽きてしまいそうということですね…。
万策尽きたかに思われましたが、それなら浄化の炎が役立つのではとシエナは考え、ナハト大公の傷口に炎を押し当ててみることに。
傷の奥深くまで炎が届くよう繊細に力をコントロールし、ついに傷口が塞がってナハト大公が目を覚ましました。
これで治療は完了ですね。全て一人でやってしまうとはさすがシエナです。
ナハト大公の目覚めにシエナは喜ぶも、無理しすぎたせいでそのまま気を失ってしまうという。そんな彼女のことをナハト大公は抱きかかえていました。
彼にとっては大切な娘でもあり命の恩人とも言えるでしょう。自分のせいで娘を危険な目に遭わせてしまったという罪悪感も彼の表情からは感じられます。
またシエナがナハト大公を救ったということでその場の者たちは大盛り上がりのよう。今回の出来事でシエナはもう誰もが尊敬して称える存在になったかもしれませんね。
そのころロレイナは
そのころロレイナはそわそわと何か焦りを感じている様子。
ナハト大公を治療して欲しいという連絡を待っているのに、中々連絡が来ないため動揺しているのかもしれませんね。
まさかシエナの力によってナハト大公が完治してしまったなどとは思ってもいないでしょう。思い通りにいかずにいい気味です。
そして今回の悪事がどうにか明らかになって罰せられて欲しいものですね。
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