ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【142話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
絶望するラディック
あなたが魔族との契約者だと突然伝えられたラディック。
どういうことなんだと彼は理解できず困惑しているよう。まあ当然の反応ですよね。
それからラディックは詳細を教えられることに。コゼットの体に魔族が入っていたこと、その魔族が精霊石を破壊して戦争を起こそうとしていたこと、そしてそれを防ぐべくラディックがエレズと契約して時間を戻したことも。
その話を聞いたラディックはいつも自分が見る悪夢を思い浮かべ、それが実際にあったことだったのかと絶望しているようで。
時間回帰前に彼は愛する娘キイラを目の前で処刑してますからね。たとえ過去のことだとしても、とんでもないことをしてしまったと絶望する気持ちなのでしょう。
そして教えられた話と自分がいつも見る悪夢がぴたりと一致するため、信じられないような話でも事実として受け入れざるを得なかったのでしょうね。
代価は要らない?
それから魔族との契約における代価の話に。ラギバッハを倒して人間界を救ったことでエレズは契約を履行したことになり、そうすると契約者であるラディックは代価として魂を差し出さなければいけないらしく。
つまりラディックは死ぬというわけですね…。その事実を初めて知ったキイラはショックを受けているよう。
ただエレズ曰く回避する方法があるそうで、魔族側から契約破棄すればいいとか。しかしそれをやってしまうと、エレズは今後誰とも契約を結べなくなり、それは即ち魔族にとって死を意味するのだと。
どうやら魔族は他人の魂を貰うことで生き続けるため、契約を結べなくなったら魂を貰うことができずに生命力が尽きて死んでしまうみたいです。
なるほど…。魔族も無条件で永遠に生き続けられるわけではなかったのですね。
今残っている生命力で人間の寿命くらいは生きられるらしく。他の魔族からしたら短命ということになるのでしょうが、今すぐ死ぬというわけではないのはせめてもの救いでしょう。
しかしキイラはまたもショックを受けているようで。ラディックの死が回避される代わりにエレズの寿命が短くなるわけですからね…。
代価ならいくらでも払うとラディックは言うものの、エレズは魂を貰うことを拒否。死ぬのも結局逃げだから、本当にキイラに償いたいなら彼女の傍にいてあげて欲しいと。
エレズの言う通りラディックにはこれまで出来なかった分だけキイラに愛情を注いで欲しいですね。
神官たちの追及
アザイは遮断された空間を解放。外ではジョゼフ、騎士、神官らが待っていたみたいです。
そしてすかさず神官がキイラを追及。なぜ魔族と一緒にいたのかと。まさか大公家が黒魔法に手を出しているのかとも。
これはちょっと面倒なことになりそうですね…。確かに人間たちは皆魔族を憎んで敵視しているため、当然の反応ではあるかもしれませんが。
記憶に関連した能力があるニールが彼らの記憶を一部消したりとか上手いこと出来ないですかね…?続きが気になるところです。
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