ピッコマで公開されている「捨てたゴミは二度と拾いません」の感想と考察になります。
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「捨てたゴミは二度と拾いません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【89話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
不満そうな人たち
帝国で初めての保育園の開園式で、”アステル保育園”という名前が発表され、その場にいる人たちはざわついているよう。そして一部の人たちは不満そうにしているようで。
アステルというのはレイラの姓を採用したものであり、皇室で運営する保育園にたかが補佐官の名前が使われるのが許せないということでしょう。
そうでなくてもアステルは女性であるという理由で一部勢力から強い反発を受けているくらいですからね。
これに関してギルティアン公爵が代表して疑問を呈してくることに。なぜレイラの姓が使われたのかと。
その質問に対して、保育事業へのレイラの功績が大きいからだとカリアンは説明。そういう場合はその人の姓を採用するのが一般的だから妥当な決定であるとも。
皇帝であるカリアンがそう言うなら誰も反論は出来ないでしょう。ギルティアン公爵もそれ以上噛みついてくることは無く。
また最後に本人であるレイラが考えを問われ、彼女はアステル保育園という名前を気に入ったと答えていました。
答え次第では今から変更も可能だったのでしょうが、これ以上何かを奪われたくないと彼女も思ったみたいです。今までレイラは控え目で謙虚すぎたので、今回のようにもっと貪欲になって欲しいですね。
開園の記者会見
それから開園式では記者会見が開かれ、その中でドロックという記者が意地悪な質問をしてくることに。皇帝がレイラの姓をとって命名したことについて、他の理由はないのかと。
カリアンとレイラが愛人関係だという噂はずっと前から囁かれていて、それについて暗に指摘しているわけですね。
それについてレイラは完全否定。一度も皇帝と補佐官以上の関係になったことは無いし今後もあり得ないと。
レイラの回答をもって質疑応答も終わりかと思われたところ、会見場の外にいたカリアンが割って入ることに。彼は静かに怒りをにじませており、その圧力にドロックは震え上がっているよう。
そして2人が皇帝と補佐官の関係に過ぎないという記事を書くとドロックは怯えながら約束していました。
いい見せしめになったかもしれませんね。これで他に馬鹿な質問をしてくるような記者は現れないでしょうから。笑
黒幕は何者?
ドロックが逃げるように会見場を飛び出し、そしてその後フードを被った男と会っていました。
どうやらドロックが記者会見であのような質問をしたのは、その男から依頼されたことだったみたいですね。お前のせいで命が危うくなるところだったとドロックは怒っているよう。
確かに記者会見の場でカリアンの怒りを買ってしまったので、下手したら皇族侮辱罪でも問われかねなかったでしょう。
またフードの男はカリアンとレイラについて愛人関係を匂わせる記事を書いて欲しいと要求。そうすればさらに報酬をあげると。
しかしドロックそれを拒否。他をあたってくれと言ってその場を立ち去っていました。
さすがにお金よりも自分の命のほうが大事でしょうからね。皇帝であるカリアンの怒りを買ってしまったわけですから、これ以上下手なことはできないでしょう。
ドロックが去った後、その男はフードを脱ぎ、愛する弟の役に立ちたかったのにねと不気味に笑いながら呟いていました。
顔はチラッと描かれていましたが何者なのか分からず。その言葉の意味と彼の正体が気になるところです。
複雑な心情?
後日皇帝カリアンと補佐官レイラの関係は事務的なものに過ぎないという内容で記事が書かれ、愛人疑惑については完全否定されることに。
これにはカリアンも満足そうな様子ですが、ただ少し複雑な気持ちも?
皇帝と補佐官という関係に過ぎないという部分に寂しさを感じているみたいですね。彼女とは補佐官以上の関係になるつもりは無いとカリアンは自分に言い聞かせているようですが、やはり本心ではもっと親密な関係になりたいのでしょう。
もしそうなったら愛人疑惑の噂も完全に嘘とは言えなくなってしまいますから、彼にとっては難しい問題でしょうね…。
カリアンへの知らせ
カリアンのもとには侍従長ラヘルから報告が。クラウド公爵夫人が今度カリアンと昼食を共にすることを望んでいるのだと。
初めて出てくる名前ですかね。カリアンとラヘルの会話からしてクラウド公爵夫人はおそらく皇女のようで、カリアンの姉か妹ということでしょうか。
クラウド公爵夫人はもうすぐ開かれる新年祭について話し合うことがあるみたいです。
カリアンはそれについて了承したようで。彼女がどんな人物なのか気になるところですね。
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