ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【100話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カイゼンの子供のころ
レストン公爵やクロイツェン侯爵らを拘束してから、しばらくカイゼンとアステルは平穏な日々を過ごしているよう。
毒から回復中のカイゼンの看病のためにテオールもずっとそばにいてくれて、これまで一緒にいられなかった時間を取り戻すかのようですね。
そんなある日の夜、カイゼンは子供のころの話をアステルに明かしてくれることに。
前皇后である母が奇妙な事故に遭ったうえ呪いでもかかったように気力を失い亡くなるということがあり、その頃からカイゼンは皇宮内で不吉な存在として扱われるようになったとか。
この症状は例のレストン公爵の毒によるものでしょう。第96話でレストン公爵が前皇后を殺した疑惑が浮上していましたからね。
皇太子冊封が近づくにつれ世間の反発は強くなり、そんな前皇帝の悩みにつけこんでレストン公爵はカイゼンとアステルの婚約を提案。前皇帝は言いなりとなり、レストン公爵の思惑通り事は進んだみたいです。
つまり当時はカイゼンもアステルもレストン公爵の操り人形だったわけですね。まあ結果として今2人は愛し合う仲になっているわけなので、それで良かった部分もあるとは思いますが。
カイゼンは気づいていた
全てはレストン公爵の策略だったという事実にカイゼンは幼いうちに気づいてしまったらしく。それは11歳のときで母の命日だったとか。
それでアステルを憎む気持ちもありつつ、それと同時にアステルと一緒にいれるなら操り人形になるのも悪くないとも思ったよう。
カイゼンとしては複雑な心情だったのでしょうね。
そんな状況もあって6年前に離婚した当時はカイゼンに支持基盤もなく、アステルが皇宮を離れてから首都は毎日戦争のように荒れていたとか。
これはカイゼンが言葉にしたわけではないですが、きっとそのような状況からアステルを守るために敢えて離婚という選択をしたのかもしれませんね。
不気味なフローリン
そのころ薄暗い部屋にはフローリンの姿が。そして誰かもう一人いて、何か書類かメモ書きのようなものを持っているという。
これがその女を完全に没落させるだろうとフローリンは何やら笑っているよう。
その女とはもちろんアステルのことでしょうが、一体何を手に入れたのですかね…?フローリンがとにかく不気味です。
アステルには気を付けて欲しいところですね。
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