ピッコマで公開されている「もう一度、光の中へ」の感想と考察になります。
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「もう一度、光の中へ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【94話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
イデンベル時代のこと
今回アイシャの前世と思われるイデンベル帝国でアリサとして生きていたころの出来事が回想として描かれていました。
まだ幼い容姿からしてアリサがおそらく10歳にも満たないときのことかと思われます。
そこは父や兄弟のためにアリサが準備したティーパーティーの場。皇帝である父は忙しくて参加できなかったものの、第1皇子ラキアスや第2皇子エルシス含め皇子皇女は皆参加してくれたよう。
そして兄弟たちはアリサに優しくしてくれて彼女は皆から愛されているみたいです。一方でまだ入宮手続きが澄んだばかりで第5皇女として来て間もないマリアンヌは私生児だからと冷たくされているという。
なんか変ですね…。これまでの話だとマリアンヌが誰からも愛される存在で、アリサは冷遇されていたということだったと思いますが。完全に逆の立場のようです。
ちなみにのけ者扱いされているマリアンヌのことを心優しいアリサだけが温かく迎え入れているようでした。
生まれ変わる前もアイシャは素敵な人だったみたいですね。
お姉さんになる?
家族でのティーパーティーが終わった後、アリサとマリアンヌは2人きりに。
そこでマリアンヌから少し意味深にも感じられる言葉が。私はお姉さんになると。お姉さんになってみんなから愛されながら生きるとか。
文章だけで見ると単にお姉さんのようになりたいという尊敬も込めた発言のようでもありますが、その後どうなったかを知っていると不気味に感じてしまいますよね。
マリアンヌの表情もどこか不気味でゾッとしてしまいます。
おそらくこの後マリアンヌが皆から愛されているアリサの座を奪っていき、逆にアリサが虐げられるという構図が出来上がっていくのでしょう。
唯一優しくしてくれたアリサに対して恩を仇で返すとは信じられない奴ですね。
目覚めたアイシャ?
日が暮れるころ、眠りから覚めたアイシャと思われる女性。夢の中で見ていたのがこの回想シーンということなのですかね?
そういうことであればアイシャは夢の中で前世の記憶が浮かんできたということなのでしょう。
ちなみに”アイシャと思われる女性”と書いたのは、銀髪で遠めからの横顔しか描かれておらずマリアンヌの可能性も否定できないので…。アイシャとマリアンヌは引きの絵だと判別しづらいですからね…。
話の流れ的にはマリアンヌが過去のことを夢で見たというパターンも無くはないのかなと。続きが気になるところです。
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