ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【104話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
失われた記憶と残っている記憶
闇によって記憶を奪われてしまったフィオナ。どうやら彼女はシグレンだけではなく、他の周りの人たちのことも忘れてしまったよう。
思い出そうとしてもまるで壁に遮られるように記憶が途絶え、アヴェル、ユニス、リヴィア、アーレントなどのことも覚えていないみたいです。それはまるで何者かが意図的に記憶を遮断しているかのようなのだとか。
それは闇の力によるものなのでしょうかね…。
ただ覚えていることもあるらしく、この世界が自分が書いた小説の中であるという事実は把握しているよう。
闇によって意図的にその記憶だけ残されたみたいなこともあるでしょうか?そこら辺の真相が気になるところです。
フィオナが感じる疑問
フィオナが記憶をなくしても当然シグレンやアヴェルたちの彼女に対する態度は変わることは無く、相変わらず優しく接してくれているよう。
そのことに彼女は疑問を感じたみたいで。小説ではフィオナがそんなに大切にされることは無かったはずだと。
記憶をなくす前のフィオナは原作のシナリオからの変化を受け入れるようになっていたと思いますが、それがまたリセットされた感じになってしまいましたね…。
そして最も困惑していたのは、シグレンから自分らが婚約関係であると聞かされたことについて。一体どんな理由で婚約することになったのか、何か取引でもしているのかとフィオナは思ってしまったよう。
小説での設定が前提として頭の中にあるので、お互いに好き同士だから婚約したという考えはそもそも浮かばなかったみたいです。
シグレンとの関係がリセットされてしまったかのようでちょっと寂しいですね…。
シグレンの優しい言葉
自分が愛されたはずがないと思い込んでいるフィオナに対し、君を愛しているとはっきり伝えるシグレン。
記憶を失ったからといってそれが変わることは無く、どんな状況でも愛し続けると。そして記憶を取り戻せるよう一緒に努力するとか。
やはりシグレンのフィオナに対する愛は全く変わることは無いですね。
一方フィオナがこれからシグレンにどんな感情を抱くのかは気になるところ。記憶を失って恋愛感情もリセットされたわけなので、またゼロからでも彼を好きになっていくのか。
今回愛情を伝えてくれたシグレンに対して頬を赤らめて照れていましたが、さすがにまだ好きだとかすぐにそんな感情にはならないでしょうからね。
あと前回のラストシーンまでだとシグレンはショックで落ち込んでしまうのかと思っていましたが、意外とそんなことはなくて前向きな感じがします。
シグレンもアヴェルもきっとフィオナが記憶を取り戻せると信じているのでしょうし、もし記憶が戻らなくてもフィオナはフィオナですからね。
そしてシグレンの優しい言葉を受けて、フィオナ自身も早く記憶を取り戻したいと積極的に思うようになったみたいで。今後の展開が楽しみです。
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