ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【96話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
毒の解明のヒントに?
アステルが受け取った母ジェクリーンの日記帳には毒薬に関する記述があり、それが今回カイゼン殺害の試みに使われた毒と同じなのではないかとエクレン伯爵は考えているよう。
だから彼はカイゼンを助けるヒントになればと、その日記帳をアステルに渡してきたみたいですね。
また日記帳には毒のことを夫レストン公爵に知られてしまったとの記載も。
そしてその毒は徐々に気力を失って死んでしまうという症状が表れるらしく、まさにアステルが生まれた年にその症状で前皇后が亡くなったとか。
なるほど…。そうなると前皇后の死がレストン公爵の策略だった疑惑が浮上してきますね…。
今回カイゼン殺害未遂について罪に問うだけではなく、前皇后の死についても真相を明らかにして、しっかりと罰を与えてやりたいものです。
それは半分に破られた日記
エクレン伯爵の話によるとジェクリーンのその日記は半分に破られたものなのだと。
アステルが生まれるころにジェクリーンから彼へ突然送られてきたらしく。証拠隠滅なのか何かを伝えようとしたのか彼女の真意は分からないものの、とにかくそれだけ窮地に追い込まれていたのだろうとエクレン伯爵は推測しているとか。
もう半分はおそらく第90話に出てきたものでしょうね。結局レストン公爵が見つけることになりましたが、ジェクリーンとしては全てを彼に見られるわけにはいかなかったのかもしれません。
当時一体何が会ったのか、ジェクリーンが何を考えていたのか気になるところ。
ちなみに結局アステルはこの場で自分の実の父がエクレン伯爵であると知ることはなく。その事実はもう半分の日記に書かれていましたから、もしあちらの日記を入手したら真実を知ることになりそうです。
カイゼンは知っていたのか?
レストン公爵が前皇后を殺した疑惑を受け、果たしてカイゼンはこのことを知っているのだろうかとアステルは思ったよう。
だから6年前に自分のことを突き放したのか、そして真実を知っているのに今自分のことをまたそばに置いてくれているのか色々な考えが頭を巡り、あらためて彼を死なせるわけにはいかないと強く思ったみたいです。
そのような事情があったうえでの6年前の離婚であれば、アステルはカイゼンのことを許すのでしょうか?
今回のアステルの表情からすると、もう少し彼に寄り添ってあげたいと思い直しているような心の動きがうかがえますね。
レストン公爵に動きが
そのころセルベルの殺害に失敗したとの報告がレストン公爵のもとへ届いていました。
エクレン伯爵が助けに現れて刺客たちを全員倒し、セルベルが逃走したという話が前回ありましたね。
それならばとロットウッド騎士団を首都に呼ぶようクロイツェン侯爵に伝えろとレストン公爵は部下に命じていました。
ロットウッド騎士団は以前第92話にも名前が出てきていて、アステルが怪しいと目をつけている組織でした。やはり彼女の考えは当たっていたみたいです。
レストン公爵も大きく動き出したということで、これからどんな展開に発展していくのか気になるところですね。
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