ピッコマで公開されている「あなたが愛する間に」の感想と考察になります。
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【46話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
証人の登場
裁判の場にはアクストン側の証人としてラレスティン伯爵邸で働いていたという使用人の男が登場。
ヘレナもその男のことは覚えているようで不快そうな表情を浮かべていました。基本的にラレスティン伯爵家で過ごした日々に良い思い出は無いでしょうからね。
その男の話によると、本物のヘレナは幼い頃に亡くなっており、代わりに連れて来られた似ている娘が今のトルーデル公爵夫人だと証言。前回アクストンが証言していたことをより詳しく話していました。
とりあえずその男は嘘などはついていなさそうですね。彼の話は確かに事実通りであると言えそうです。
アスランの反撃
原告側の反論の時間となり、ここからアスランは一気に反撃に出ることに。
彼はヘレナが間違いなくラレスティン伯爵家の娘であると主張。ただ実子ではなく養子として迎え入れられた子であるとも。
これはつい最近までヘレナが知らなかった話らしいのですが、実は結婚前にアスランがラレスティン伯爵を説得して養子として迎える手続きを済ませていたみたいですね。
そしてアスランは他に本当の家族がいるヘレナのことを気遣ってそのことを伝えずにいたみたいです。
なるほど~。平民出身であるのは事実にしても、養子になっているなら身分詐称でも何でもなく立派な貴族ですからね。相手の主張を根底から覆すことに成功したと言えそうです。
また亡き実の娘と同じ名前にしたのはラレスティン伯爵夫人の意向であったことも説明し、それを裏付ける伯爵夫人の遺言書や養子縁組の書類を提出。証拠として無事に認められてアスラン側が勝訴することとなりました。
いや~アスランは裁判中も常に冷静で頼もしいですね。グロックの悪だくみを知ってからずっと余裕そうでしたから、ヘレナの身分を巡る問題で裁判に勝つ自信があったのでしょう。
アクストンに重罰
アスランはヘレナの件に関連して、先日の馬車事故の黒幕がアクストンであることも裁判の場で告発。
妻の名誉を傷つけようとしたのはトルーデル社がメチェット社と競合関係にあるためであり、トルーデル社を潰すために事故を装って彼の命まで狙ったというわけですね。
アスランには証拠も証人もいるということでアクストンは犯行を認め、労役刑を含む懲役210年の刑が言い渡されました。
これはもう完全にアスラン側の勝利ですね。アクストンは敵に回してはいけない相手に手出ししてしまったという感じかもしれませんね。
裁判の後
裁判の結果はすぐに世に知れ渡り、世間の反応は様々なよう。
アクストンの愚行は当然の批判の対象ながらも、結局ヘレナが平民出身だったのは事実ということで彼女に否定的な声も上がっているみたいです。
確かに貴族は血統を重視するイメージはありますからね。平民出身の女性が公爵夫人ということに抵抗がある人もいるのかもしれません。
それでももうヘレナは余計な疑惑に怯える必要もなくなったと思うので、これからはアスランの妻としてトルーデル公爵夫人として堂々と生きて欲しいですね。
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