ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ルカの辛い過去
今回ルカの辛い過去が回想シーンとして描かれました。おそらくルカにとっては前世の人生になるのですかね?
そこではリューディガーが彼の親になることを約束してくれ、我が子のように大切に思って育てると言ってくれたよう。そしてルカはそこに愛情を感じて嬉しかったみたいです。
そんな人生を過ごしていたある日、リューディガーとルカは馬車に乗っている最中に暗殺者の襲撃に遭うことに。
一人馬車を降りて敵を足止めすると言い出すリューディガーに対し、それは嫌だと言うルカ。私を愛しているなら残って欲しいと。
ここで別れたら二度と会えない予感がして必死に引き留めようとしたみたいですね。
ただそこでリューディガーから衝撃の言葉が。私は誰かを愛したことなど無いと。子供のように思っているのと愛とは別の話だと言うのです。
まさかの言葉にルカは大きなショックを受けたようで。彼はまだ幼いですし、本当の父親のように思っていた人にこんなことを言われるのは辛いでしょうね…。
それからリューディガーはヴィンターバルトの一員として後継者を守る義務を果たすだけだと言い残して馬車を降り、暗殺者たちに一人立ち向かうことに。
これが小説のシナリオということであればリューディガーはここで死ぬことになるのかもしれません。
そしてこの経験がルカがリューディガーを信じられなくなった理由なのでしょうね。前回の話でルカがリューディガーのことを愛など知らない人だと言っていたのも納得です。
それはユディット視点
ルカの辛い過去が回想シーンとして描かれたわけですが、どうやらそれはユディット視点で彼女が思い返したものだったよう。
この場面がルカとリューディガーが交わした最後の会話らしく、ルカがリューディガーを信用していない理由がこれだったのかとユディットは納得している様子。
ただそこでユディットはハッとすることに。小説でこんな内容を読んだことがあっただろうかと。
何だか少し複雑な話になってきましたね~。つまりユディットは小説で読んだ記憶はないのにルカとリューディガーの過去の話がなぜか今頭に思い浮かんできたということになるのでしょう。
その場面を思い出したのにユディットが小説で読んだ事実を忘れているだけなんてことは無さそうですし、そもそも小説に書かれている内容だったのかも怪しくなってきますね。
ユディットの頭に浮かんできたルカの過去は何だったのか、なぜ今思い浮かんだのか、そして小説とはどう関係しているのか色々と気になるところです。
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