LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
殺されたのは
ドルシネアが誰かを殺したと思われる前回ラストシーンでしたが、今回衝撃の展開に。何とその殺された人物はミシェルでした。
これは個人的には作中で一番の衝撃です。ラインハルトが自らの手で復讐を果たしたかった相手なので、まさかこんなところで死んでしまうとは…。
まずは皇后カストレイヤから殺されるというのはあるかもしれないと思いましたが、ミシェルの死亡は完全に予想外でした。
彼はある朝目を覚ますことはなく、息を引き取っているのを使用人が見つけたよう。特に外傷や毒に苦しんだ様子もなく眠るように亡くなったみたいですね。
後に死因が調査されたものの原因は不明のよう。ドルシネアがこんなあっさりと完全犯罪を成し遂げるというのも驚きです。
彼女は夫の死に悲しんで泣くふりをしながらニヤッと笑っているよう。これで自分がビルヘルムと結ばれると思って浮かれているのかもしれませんね。
シュバリエの誓いに従うならビルヘルムは彼女と結婚しなければならないわけですが、今後どんな展開になるのか気になるところです。
事件の後
皇太子ミシェルの死亡という衝撃的な事件で真っ先に疑われたのはビルヘルムでした。シュバリエの誓いを結んだとはいえ、元々皇位を争う関係だったので当然ですかね。
皇后カストレイヤの強い主張により、皇帝はビルヘルムを一時投獄することに。
ただそれはあくまでも形だけのものであり、皇帝はミシェルの死亡を喜んでいるよう。無能な後継者候補がいなくなって好都合なのでしょう。
それからビルヘルムがミシェルを殺したという証拠が出るはずもなく、彼はすぐに釈放されたみたいです。
一方皇后カストレイヤは息子の死に関して皇太子宮にいた全ての料理人や使用人を拷問したらしく、そのせいか世間からは厳しい目が向けられるように。
コルーナ家を滅ぼしたのは皇后の仕業だったらしいとか、ルーデン領主が襲われたのも皇后の仕業なのではと噂され、息子を失ったのは因果応報だろうという声も。
あのムカつく皇后が酷い目に遭っているようでいい気味です。笑
駆けつけたラインハルト
ルーデンに戻っていたラインハルトは事件の知らせを聞いてすぐに首都へ駆けつけることに。
数週間ぶりにビルヘルムと再会し、そして何よりもまず彼の無事を確認して安心しているようでした。
事件の後しばらく牢屋に閉じ込められていたということで、ラインハルトはビルヘルムのことを心配していたみたいですね。
ビルヘルムも愛しのビルヘルムと会うことができて心から喜んでいる様子。
それからミシェルが死亡した件について、ラインハルトは悔しがっているよう。自らの手で息の根を止めたかったのに、自分の知らないうちに死んでしまってやりきれない気持ちのようです。
それに眠るように亡くなったということで、楽に死んだことも許せないのだと。とにかくラインハルトはミシェルに苦しみを味わわせたかったのでしょう。
これまでラインハルトはミシェルへの復讐を最大の目標として生きていたものと思いますが、彼が亡くなった今何を目指すのですかね?
ラインハルトが何を考えてどういう行動を起こすのか注目です。
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