ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【119話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔物の王と接触
シルビアの弱点につけこもうと考えたエルラムは、何か企みがあるようで魔物の王に接触することに。魔物の王の登場は久々ですね。
エルラムはあることを提案。全ての魔物たちを敬拝させるには自身の偉大な力を聖杯に込めて誇示するのはどうかと。それに溢れる力を小さい肉体に閉じ込めておくより聖杯に封印したほうが合理的だとも。
その提案に魔物の王は納得したようで、早速自身の力を込めた聖杯を作っていました。
もうこの時点でちょっとこの後の展開を察してしまいますね。おそらくエルラムはその聖杯を奪おうとするのではと。
以前第93話、第95話あたりで聖杯について触れられている場面があり、魔物の王が自身の力が封印された聖杯を見つけるようシルビアに頼んでいました。
魔物の王の話によると強力な黒魔法を使う者に聖杯を奪われたのだということでしたが、その犯人がエルラムなのかもしれません。
エルラムの魂胆は
圧倒的な力が込められた聖杯を作ったことで魔物たちは王を敬拝するようになり、魔物の王はエルラムに感謝しているよう。そしてお返しに願いを一つ叶えてくれるのだとか。
その願いをエルラムは自分ではなくシルビアに使いたいらしく。家族にまた会わせてあげられるからと彼女をここに連れてくることに。
これが本当にシルビアのためを思ってのことであれば良い人なんですけどね…。
前回シルビアが前世の母を思い出して涙を流す場面がありましたが、エルラムはそれが彼女の弱点だと考えていたため、自分の都合のいいように利用しているだけでしょう。
魔物の王の力を使えば時間と次元を移動できるらしく、シルビアが望むなら元の世界へ戻すことも可能なのだとか。
ただ病床に伏した前世の母の運命を変えることは不可能であり、もし元の世界に戻っても再び母が同じ痛みを経験するだろうということで、シルビアは踏み切ることができず。
彼女がどうするべきかと涙を浮かべながら悩んでいたところ、なんと突然エルラムが聖杯を強奪するという。予想通りの展開ですね。魔物の王も油断していたのでしょうか?
この後どんな展開になるのか気になるところです。
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