ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【112話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キイラも事態を把握
前回突然現れた前大公妃の恋人だと名乗る人物。彼の話ではエディンバラ侯爵の命令を受けてロエナを殺害し、犯行がバレることを恐れた侯爵から圧力を受けているため皇室に保護を要請したということでした。
その件について父ラディックから聞いたキイラは、それがバインベルク伯爵の策略だとすぐに気づいたよう。まあそれしかないですよね。
キイラの経験した前世では母に恋人などおらず。やはり恋人という話は嘘の可能性が高そうです。もちろんキイラが知らなかっただけということも完全には否定できませんが。
バインベルク伯爵としてはキイラが前大公妃と恋人の子なのではという疑惑を浮上させ、コゼットのほうが大公の実の娘であるという流れに持っていきたいのかもしれません。
またキイラが問題視しているのは、エディンバラ侯爵がロエナを殺害したのが事実であること。
前大公妃の恋人という嘘の話にロエナ殺害という真実を混ぜることでもっともらしいストーリーが作られてしまうわけですね。
ラディックとしてもキイラとしてもこれは難しい状況でしょう。
エディンバラ侯爵と話し合い
早速キイラはエディンバラ侯爵に会って話をすることに。彼はキイラの母方の祖父であり、前大公妃の父親ということになりますね。
まさかの事態に彼もだいぶ苛立っている様子。バインベルク伯爵がこんな手を使ってくるとは予想もしていなかったのでしょう。
エディンバラ侯爵曰く娘に恋人などいたはずがないと。娘のことは完全にコントロールしていたから娘のことで知らないことなどないとか。
う~ん、今はどうでもいい話かもしれませんが、自分の子を完全にコントロールしていたとか嫌な感じですね…。
それから万が一隠された恋人がいたとしても、存在も知らなかった人物にロエナ殺害の依頼なんて出来ないとエディンバラ侯爵は主張。
祖父の言うことをどこまで信じればよいかとキイラも頭を悩ませている様子でした。
以前も第24話でロエナは子供を産めない体だったとエディンバラ侯爵は話していましたが、実は子供を産めたしロエナは自分が殺したと第55話あたりで白状していましたからね。
過去に嘘をついて隠し事をしていたことがありますから、今回キイラが彼を疑ってしまうのも仕方ないのではと。
そしてこのままでは何の準備も出来ないまま不利な状態で聴聞会が開かれてしまうということで、延期して時間稼ぎするためにキイラは皇室の力を借りようと考えているみたいです。
皇女アラベラとは良い関係を築いていますからそれが役立つかも?どうにか上手く対応できるといいですね。
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