ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【105話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キイラの推測
真夜中に部屋で2人きりとなったキイラとエレズ。
元々キイラは話したいことがあって明日魔塔を訪問する予定だったわけですが、どうせならとこの場で話を始めることに。
そして彼女はコゼットやその周辺の件について彼女の推測を明かしました。
コゼットは死んだロエナの娘であり自分の腹違いの姉妹だろうということ、彼女は魔族との契約によって蘇ったのだろうということ、そして精霊石を破壊して戦争を起こそうとしているだろうということも。
キイラが自身の推測を他の人に明かすのはこれが初めてですかね。それだけエレズのことを信頼しているのでしょう。
ただキイラの推測には間違っている部分もあるようで。彼女は魔族との契約者がバインベルク伯爵だと思っているみたいですね。
真実はすでに第92話で明かされていて、魔族と契約したのはロエナであり、自身の魂を売ってまで自分を苦しめた人たちへの復讐を願っていました。
ただ完全に当たっていないとはいえここまで推測できているのは、さすがキイラといったところですね。
真実へと近づく
キイラは推測の中で、コゼットが他人を操ることができる可能性についても話していました。
これは第96話、第97話でも触れられていて、そんな黒魔法がないか調べて欲しいとエレズとニールへ依頼していましたね。
それについてエレズが口を開き、彼女の推測は一気に真実へ近づくことに。
エレズ曰く魔族の中には人の心を操る悪魔もいると。そしてコゼットがそんな能力を使えるとしたら、それは体だけ蘇って中には魔族が入っているはずだとも。
思いもしなかった話にキイラはかなり驚いているよう。彼女は黒魔法とはいえコゼットが生き返ったと思っていたわけですから、それが体だけで中身は魔族だなんて考えてもいなかったのでしょう。
それから魔族との契約者がバインベルク伯爵であるということもエレズは否定。体だけとはいえ死者を蘇らせるには契約者の魂くらいは必要だからと。
そうなるともうロエナくらいしか思い当たる人物はいないかもしれません。
衝撃の告白
黒魔法や魔族との契約の話にやけに詳しいエレズ。
しかも彼はコゼットの体の中に魔族が入っていることについて、初めて会ったときから気づいていたとか。
そう言うエレズにキイラは激しく動揺しているよう。なぜそんなことを知っているのかと驚きを隠せないみたいです。
まあそれはそうですよね。自分が色々と調査してきた結果をもとに立てた推測よりも多くのことを知っているわけですし、それが魔族のことについてとなったら尚更です。
そしてその流れでエレズから衝撃の告白が。彼が魔族について詳しい理由、それは何と彼自身が魔族だからなのだと。
これはゾッとしてしまいますね…。まさかエレズが魔族だったとは。
そのことを打ち明けるのにエレズはかなり躊躇した様子でしたが、キイラなら受け入れてくれるはずだと勇気を出したのかもしれません。
エレズが魔族だと知ってキイラが何を思うのか。この続きがどうなるのか気になるところです。
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