ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【135話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ウィンターが見たのは
ブルーミング公爵夫人のパーティに一緒に参加して欲しいとお願いするバイオレットを仕事だからと冷たくあしらうウィンター。
ハッとベッドの上で目を覚ますと、今のが夢であったと気が付きます。
そこに大慌てでやって来たハエル。どうやら今日は大事な会議を予定しているよう。
しかし、バイオレットのことが気になるウィンターは仕事をキャンセルして、バイオレットのいる南部に向かうことにするのでした。
ウィンターは火の神殿で過去に迷い込んだようですね。
これはちょうど2話あたりの話で、1人でブルーミング公爵夫人のパーティーに参加したバイオレットはブルーミング公爵夫人や周りの貴族たちから嘲笑われ、人生に悲観して薬を飲んで自殺しようとするところです。
本編だとそこで初めてバイオレットとウィンターの体が入れ替わるのですが、2話を読み返してみるとその時のウィンターって本当にひどかったですね。
火の神殿でこの過去のシーンを見ているのは、きっとウィンターがバイオレットを自殺に追い込んだことに対して責任を感じているからなのでしょう。
眠るバイオレット
南部のバイオレットのいる邸宅にやって来たウィンター。メイドたちのバイオレットの扱いや部屋が不便なところにあることに違和感を感じつつ、バイオレットの部屋にやって来ます。
バイオレットはベッドの上で眠っており、ウィンターが声をかけても目を覚まさないのでした。
ベッドの上に薬が散らばっているので、もうすでに薬で自殺を図ったあとのようですね。
そういえば火の神殿では2人が子供を作る方法のヒントが得られると思ったのですが、これからそういう話になっていくのでしょうか。
バイオレットのみる幻は
一方、食堂で釜戸で火をつけようとしている幼少期のウィンターのところにやって来たバイオレット。きっと火の神殿が見せている幻なのだろうと推測します。
異邦人がいると汚れると嫌がる人がいるから食堂で働いていることを内緒にして欲しいとお願いする子供のウィンター。
バイレットはそれは悪い人たちだと子供のウィンターを慰め、さらには乱暴する食堂の主人から彼を守ってあげます。
同情するならお金が欲しいと言うウィンターに、お金を持っていなかったバイオレットはマフラーを首にかけてあげると、光になって消えてしまうのでした。
火の神殿に来ているということがわかっていないウィンターに対して、バイオレットはこれが幻だと気付いているようでした。
バイオレットは過去のウィンターに会いたいという気持ちがあったから、このような幻を見ることになったのでしょうか。
口は達者そうですが、子供のウィンターがとてもかわいかったです!
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