ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【68話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
共通の敵
前回カイゼンとカレンベルク侯爵が一緒にいたところに現れたレストン公爵。
彼はカレンベルク侯爵のことをお父さんと呼び、カレンベルク侯爵は激しい不快感を感じたよう。
確かにレストン公爵の亡き妻の父ですから義理のお父さんということにはなりますが、カレンベルク侯爵からしたら到底受け入れられないでしょう。
その会話を聞いていたカイゼンはレストン公爵がアステルの父であるため自分にとって義理のお父さんになることにあらためて気づき、彼もまた激しく不快感を感じたみたいです。
カイゼンとカレンベルク侯爵にとってレストン公爵は共通の敵であり、そんな敵を目の前にして2人は気持ちが通じ合ったようでした。
ぎこちない関係だった彼らを団結させたという意味では、レストン公爵がこの場に現れたのプラスだったかもしれませんね。笑
その場ではレストン公爵とは表面的な挨拶程度で特に会話はなく。まだお互いの出方を探り合っているような状態なのでしょう。
カイゼンとカレンベルク侯爵には手を取り合ってもらって、そのうち始まる本格的な戦いに備えて欲しいですね。
エクレン伯爵の助言
アステルのもとにはエクレン伯爵が訪ねてきて少し雑談を交わすことに。
テオールが皇子としての生活にまだ馴染めないというアステルの悩みについて、エクレン伯爵は自分の体験談を教えてくれました。
まず彼の息子セルベルはなんと実の息子ではなく甥なのだと。幼いうちに両親を亡くしたから養子として引き取ったのだとか。
これは初めて明かされる話ですね。たしかに漫画では親子は同じ髪色と瞳の色で描かれがちなところ、彼らの場合は異なっていましたね。
そんな養子の息子と打ち解けた方法が剣術だったらしく。剣術を教えることで同じ時間を過ごして心を開いてくれたのだとか。
アステルはその話を真剣に聞いて参考にしようとしているみたいなので、カイゼンがテオールに剣術を教えてあげて親子仲を深めるみたいな展開もありそうですね。
それは偶然?
エクレン伯爵との別れ際、アステルは彼の瞳の色が自分と同じ薄い緑色であることに気づき、不思議な偶然だと感じていました。
これまで何度か顔を合わせていますが、今回あらためて自分の瞳によく似ていると思ったということですね。
ただこれは本当に偶然なのですかね…?と思ってしまったり。実は血のつながりがあったなんて後々に判明する展開もあり得るのではと。
ただの偶然という話で終わるなら今回の意味深な描写は不要な気がしてしまいますからね…。真相が気になるところです。
怪しい奴らの会議
薄暗い部屋では数人の怪しい男たちが会議をしていました。話の内容からするとアステルとは敵対する勢力のよう。
ベリアンが皇室秘書官から外されたり、マリアンが皇子拉致事件の関係者として捕まったことが彼らにとっては不都合なことだったみたいです。
ただその中の一人が、アステルに対抗できる候補がいると言い出しました。皇后候補ということですかね…?フローリンのことではないみたいですが、一体誰なのでしょうか。
そしてその発言をした男の顔は隠れていて描かれておらず。この集団のリーダー格か何かでしょうか?不気味なその男の正体と、そもそもこの集団が何の勢力なのかも気になるところです。
解決すべきこと
アステルには解決すべきことがあるらしく。マリアンを連れてくるようにとハンナに指示していました。
マリアンはテオール拉致に関与して捕まったという話まで説明がありましたが、今はどうしているのですかね?連れてくるということであれば牢屋に入っているわけではなさそうですが。
おそらくマリアンはクロイツェン侯爵家から切り捨てられるものと思われますし、第62話ではテオールのことを助けようとしてくれていたので、アステルが手を差し伸べるという展開もあるのではと。
アステルはマリアンを呼び出してどうするつもりなのか、そして解決すべきこととは何なのか続きが気になりますね。
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