ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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「お父さん、私この結婚イヤです!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【109話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ベアトリーチェの真意は
ジュベリアンとはもう友達ではないと発言したベアトリーチェ。
彼女の口からその真意が語られる場面はありませんでしたが、ジュベリアンが後に知ったところによると、ベアトリーチェはファフニールと魔力を共有しているらしく。
そのためベアトリーチェが見たり聞いたりするものは全てファフニールにも分かるのだとか。
なるほど~。ということはジュベリアンと親しくしていると彼女のことも筒抜けになるため、ベアトリーチェとしてはそれを避けたかったのかもしれませんね。
ベアトリーチェは優しい人ですから、ジュベリアンを危険に晒すようなことはしたくないのでしょう。
まさかの婚約
それからベアトリーチェはミハイルと婚約することに。まさかの展開ですね…。
これはファフニールからのアドバイスであり、しばらくの間は父である皇帝ダリウスの言うことを聞いて従順な娘を演じるようにと。
そうやってダリウスを油断させるのがファフニールの魂胆のよう。
さらにファフニールの言う通りにして歓心を買い、後々ダリウスに代わって指輪の主人になろうというのがベアトリーチェの作戦なわけです。
それぞれの思惑が入り混じっている複雑な状況ですね…。
ジュベリアンやフロエン公爵を助けるためにミハイルと婚約までするとは。犠牲になってくれているベアトリーチェに胸が痛くなります。
決戦は建国祭の日
ベアトリーチェがファフニールに取り入って上手く立ち回っている間、マクスミリアンのほうも順調に準備を進めているよう。
第107話でも描かれたように戦友の協力を得て平民たちを反皇帝勢力に引き入れ、そしてエリオス公爵家やヘセン侯爵家を没落させる証拠資料も着実に収集しているとか。
あとは建国祭の日に現皇帝ダリウスをその座から引き下ろすだけなのだと。建国祭の日が決戦日となるわけですね。
ちなみに婚約したミハイルとベアトリーチェの正式な結婚は建国祭後に予定されているらしく、作戦通りダリウスを引きずりおろせたら結婚も避けることができるみたいです。
フロエン公爵をキルケの指輪から救うため、そして犠牲になってくれているベアトリーチェのためにも、絶対に作戦を成功させたいところですね。
ファフニールの本当の姿
友達ではないと告げられた日、ジュベリアンはベアトリーチェから自身の魔力が半分込められたブレスレットを受け取っていました。
ベアトリーチェ曰く、それさえ持っていれば最悪の事態にはならないだろうと。
なるほど~。後々どう役立つ時がくるのか気になるところ。
そして魔力を共有していたら見たり聞いたりするものが分かるという話を後に知ったジュベリアンは、ベアトリーチェが見ているものを見ようと試み、ファフニールの本当の姿を目撃することに。
ベアトリーチェの魔力が半分込められたブレスレットを持っているだけでも通じるのですね。
ファフニールはこれまで竜の姿で描かれてきましたが、今回登場したファフニールは黒髪の長髪で赤い瞳の男。見るからに邪悪そうな雰囲気を感じます。
まさか彼の本当の姿は人だったのですね…。奴がお父さんを操っていたのかと知ってジュベリアンは震えているようでした。
皇帝ダリウスよりもファフニールのほうがラスボスみたいになる展開もありそうです。今後どうなるか楽しみですね。
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