ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【91話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キイラが死んだ後
今回過去に回帰する前の出来事がラディック視点で描かれました。
偽物の公女としてキイラが処刑された後に立て続けに問題が発生したらしく。
精霊士ジョアンナが何者かに殺されて精霊石が跡形もなく消え、さらに次期精霊士であったコゼットが行方不明になったのだと。
これはコゼットの計画的犯行という感じがしますね。以前第78話ではコゼットが精霊石を欲しがっている様子が描かれていましたから彼女が盗った可能性が高いのではと。コゼットというかバインベルク伯爵が黒幕で彼の企みなのかもしれませんが。
とにかくキイラが処刑された後にジョアンナを殺してコゼットも姿をくらませるというのが全て彼らの計画通りのことに思えますね。
それから精霊士を失った帝国は混乱に陥り、魔族との戦争が勃発してからは崩壊への一途を辿ることに。
精霊石がなくなったことで帝国を守っていた結界も消滅してしまったとか。精霊士や精霊石はそれだけ帝国にとって重要な存在だったわけですね。
以前78話でキイラの推測としてバインベルク伯爵の企みについて触れられていましたが、魔族と契約して戦争を起こそうとしているのではという話がありました。まさにそこら辺もキイラの推測通りのことが起きていると言えそうです。
まさかキイラの処刑が帝国の崩壊につながることになるとは。今世ではキイラがそのシナリオを変えてくれると信じたいですね。
戦場に現れたコゼット
魔族との戦争で戦場に出ていたラディックの前には、行方不明になっていたコゼットが突然姿を現しました。
そしてその場でラディックにとって衝撃の事実がコゼットから伝えられることに。本物の娘はお前が殺したと。
コゼットは自分ではなくキイラのほうが本物の娘だと認めたみたいですね。
ジョアンナを殺して精霊石も奪って魔族との戦争も勃発した今となっては偽り続ける意味もないもないということなのでしょう。
まさかの事実にラディックは酷く動揺している様子でした。誤って実の娘を処刑台にのぼらせたわけですからね。計り知れないほどのショックでしょう。
ここから本来あるべき状態に戻すためにエレズの魔法で過去回帰する展開に繋がっていくのかもしれません。
この時点でラディックとエレズに面識があったのかどうなのかは分かりませんが、また次回以降に魔法で時間を戻すことになるまでの話が描かれることになりそうです。
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