ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第89話 | 第90話 | 第91話 |
「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【90話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
心配な思い
未だに目を覚まさないラディックの横にはキイラとエレズがいました。
キイラは心配そうな表情を浮かべていましたが自覚がなかったらしく、エレズに言われて気づいたようです。
愛情を与えてくれなかった父親ですが、それでも無意識のうちに心配してしまっていたのでしょう。
エレズに言われてからも、自分が父を心配してしまっているという事実をキイラは受け入れ難そうにしていましたが、中々素直になるのは難しいのかもしれませんね。
エレズの協力
キイラたちは明日には屋敷に帰り神殿へ向かうつもりのよう。そこでラディックを診てもらおうということですね。
そしてエレズも同行するつもりらしく、回復魔法で手伝ってくれるのだとか。これは心強い。
娘と親しくしているエレズのことを嫌っているラディックですが、自分のことを助けてくれたとなったら認めてくれるのでは?
これがきっかけでラディックがエレズを受け入れてくれるようになると嬉しいです。
勘違いなのでは?
父が自ら犠牲となって自分を助けてくれたことをキイラは疑問に感じているよう。
まあそれはそうですよね。これまで愛情を与えてくれなかった父親ですし、前世は処刑台にあげられてみすみす殺されたのは彼女にとって決定的な出来事でしょう。
そんな気持ちをエレズに打ち明けたキイラですが、勘違いなのではないかという彼の助言が。
まさにエレズの言う通りなんですよね。ラディックは本当は娘のことを大切に想っていて、それが本人には伝わっていないわけです。
以前第54話で、ラディックは家門の為なら家族への優しさを捨てるという生き方は先代を引き継いだという話があり、それでキイラに冷たく接していたのですからね。
まあ冷たく振舞ってしまったラディックの責任ですが、いずれ娘への愛がキイラに伝わるといいです。
エレズの推測
今回エレズから衝撃的な話が。それは時間回帰の魔法について。
以前第32話で、時間を戻した魔法には術者のエレズともう1人協力者がいるという話がありましたね。
その協力者は記憶を持ったまま過去に戻る人を一人だけ指名でき、キイラが指名されたことで彼女は前世を覚えているということでした。
そしてその協力者が誰なのかはまだ明かされてないわけですが、今回エレズの推測ではそれがラディックなのではと。
これは衝撃的な話ですね~。
まあ個人的には第32話の時点で感想考察に予想を書いていて、ラディックかなとは思っていましたが、作中でその可能性に言及されるのは今回が初めてかと思われます。
そんなエレズの推測を聞いてキイラは驚いているようでした。父から愛されていないと思っているわけですから、何のために父がそんなことをしたのかとまた疑問に感じるでしょうね。
今の時点ではあくまでもエレズの推測なので真相が気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第89話 | 第90話 | 第91話 |