ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【58話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
絶体絶命の状況
テオールは皇帝カイゼンの子供だと皆の前で暴露したレストン公爵。
アステルは即座に否定し、カイゼンもまともに取り合っていない様子。やはり皇族の証である赤い瞳を持っていないことが強い根拠になっているようです。
ただアステルに追い打ちをかけるようなレストン公爵の発言が。瞳の色なら変えればいいだけだろうと。
完全に見抜かれてしまっているみたいですね…。その発言に周囲の人たちはざわつき、そしてカイゼンも真剣な表情に変わりました。その可能性を排除できないと思ったのでしょうね。
まずはテオールの捜索を優先し、彼が見つかって事態が落ち着いたら検証しようということに。
これはアステルにとってみれば絶体絶命の状況ですね…。もうカイゼンも確認する気満々のようですからテオールが見つかっても監視下に置かれそうですし、隙を見て目薬を差すなんてことも不可能なのではと。
このままではテオールがカイゼンの子だとバレて、アステルは皇族を騙した罪を問われることになってしまいそうですね。
相当厳しい状況ですがここから逆転する術はあるのか注目したいところです。
レストン公爵の魂胆
カイゼンの指揮でテオールの捜索が本格的に開始され、一方でレストン公爵の部屋にはフリッツが押しかけていました。
アステルの味方である兄フリッツは、なぜ皆の前であんなことを言ったのかと父レストン公爵に問い詰めることに。
そこでレストン公爵の魂胆が明かされました。今の状況がレストン公爵家が皇帝の後継者を持つチャンスだと考えているよう。
テオールが本当にカイゼンの子か確信はないものの、もしそうであれば好都合であり、違うならばそれが皆に知られる前に殺してしまえばいいというのがレストン公爵の企みなのだとか。
カイゼンの子じゃないとなればレストン公爵のほうが偽証の罪に問われるため、証拠隠滅のために殺そうと言うわけですね。
何という非道な奴…。テオールの命を何だと思っているのでしょうか。
一か八かテオールがカイゼンの子である可能性に賭けて、ハッタリをかましたという感じなのでしょう。
今回のレストン公爵の言動からするとやはりテオールを拉致したのは彼なのですかね…?
証拠隠滅のために殺すパターンも想定しているということは、レストン公爵のほうが先に検証してカイゼンの子か判定する必要があるわけですから、テオールは彼のもとにいるのではと。
あとレストン公爵はカイゼンがアステルに恋心を抱いていることを察しているようで、そこら辺も利用してきそうです。
ストーリーが大きく動いてきましたが、この後どんな展開が待っているのか楽しみですね。
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