ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【95話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
精霊王と魔物の王
精霊王シルピードはシルビアが魔物の王と契約したことを知り、ショックを受けているようでした。
願いなら全て自分が叶えてあげられるのにという気持ちみたいです。シルピードはシルビアに何でも頼ってもらいたいのでしょうね。
シルビアの願いは元の世界に戻って母親に会いたいというものであり、彼女がそのことを説明しようとすると、シルピードはある程度事情を把握していたよう。
彼女に別人の魂が憑依しているという事実をシルピードは知っていたみたいです。精霊王だから教えられなくても分かってしまうのでしょうね。
魔物の王はシルビアの願いを容易に叶えることができると言っていましたが、シルピードにはどうなのでしょうか?そこら辺は触れられていませんでした。
あとシルピードが魔物の王を嫌う理由は、彼も前の契約者が死んだ理由が悪魔との契約だったのだと。ここで言う悪魔とは魔物の王と同一なのでしょう。
シルピードが前の契約者を不本意な形で失ったであろうことは第81話や第87話で何となく読み取れましたが、それがまさか悪魔との契約が原因だったとは…。
前の契約者と同じようにシルビアを失いたくないため、悪魔の誘いには乗るなとシルピードは助言しているわけですね。
結局シルビアはどうするか今回答えを出すことは無く。魔物の王はもう悪い人には見えなくなってしまったんですけどね…。今後どういう関係になっていくのか気になるところです。
魔物の王から力を奪った者
魔物の王から力を奪った者の話が少しだけ紹介されました。
その者は魔物の王を召喚するや否や、強力な黒魔法で力を奪ったのだとか。そしてそれを取り戻すために、力が封印された聖杯をシルビアに探させようとしているわけです。
う~ん、一体何者なのでしょうか…。今回それ以上のことは明かされず。
あと魔物の王は、聖杯を狂信徒に渡すなとも忠告していました。もしそうなったら世界は地獄に変わるだろうと。
魔物の王がまだ得体の知れない不気味な存在だった時には、彼が狂信徒のボスかとも思っていましたが、全くそんなことは無かったようですね。
聖杯を巡る激しい戦いが巻き起こりそうな予感がします。そして魔物の王から力を奪ったのが何者なのか気になるところです。
シルビアのおじ
今回シルビアのおじであるオルロ伯爵が彼女を訪ねてきました。シルビアの母アシャの兄か弟になるのでしょう。
見るからに優しそうな雰囲気で、姪であるシルビアを大切に思ってくれていそうです。今回初登場ですがシルビアにとって味方になってくれそうな人ですね。
14年間も寝たきりのアシャの話を聞かせてくれたりしていました。今後彼が物語にどう関わってくるのか楽しみですね。
北部に到着
北部アバルト領地へ行くように父アトランテ公爵から命じられたシルビアは、早速その地に到着していました。
名目は魔物討伐というわけなので、テーヴの他にもアトランテ騎士団長ヨセフまで一緒に来てくれたよう。
いや~これは頼もしいですね!ヨセフは本当にシルビアのことを大切に思ってくれていますから。
あとその地でまさかのケニース皇太子とも遭遇することに。
近くで討伐団を率いていたところに魔物たちの異変の報告を受けて、やって来たのだとか。それもオルロ伯爵から協力してくれないかと提案を受けたのだと。
早速オルロ伯爵の名前が出てきましたね。シルビアの助けになると考えて協力依頼してくれたのかもしれません。
ケニース率いる討伐団の加勢は頼もしいのですが、一つ問題が…。
シルビアと距離が近いケニースのことをテーヴが威嚇し、ピリッと緊張感の漂う雰囲気に。ケニースのほうもテーヴの存在が不快なのか少し険しい表情を浮かべていました。
この間第86話ではダニエルがケニースを威嚇する場面がありましたが、またもシルビアを巡る男のバトルが発生してしまいましたか。シルビアも大変ですね…。苦笑
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